朝御飯って本当に必要なんですか?・電磁波の話

千葉県千葉市の加藤歯科・歯科医・歯医者では審美治療メタルフリー治療矯正治療歯周病治療インプラントの治療を行っております。








2010.12

千葉市のインプラント専門歯医者  みなさん、いかがおすごしでしょう?
 暦は師走です。クリスマスシーズンですが、みなさん、プレゼントはどうしてますか? 私は自分へのプレゼントにトリフィールドメーターという機械を買いました。電気屋さんの持つテスターのようなものですが、これは磁界の強さや電磁波の強さを測定します。 単位も意味不明で、完全に「ブラックボックス」ですが、院内や自宅、さらには電車や自動車の中を計測して回っています。 携帯電話は「電波モード」で計測し、電車や家電品は「低周波モード」「電界モード」で計測します。高校時代の物理の教科書に出ていた内容なんだろうなあと想像できますが、理解することはほとんど不可能です。
 磁界の測定ができるなら「気」の測定も「魔界」の測定もできそうな気もします(笑)。今回は電磁気の世界のちょっと気になる話です。(写真は高圧電線の下の強力な磁界で電線を繋がずに発光する1000本以上の蛍光灯です) 

院長 加藤昭浩

ひとこと その40 電磁波の話

電磁波  前々回のニュースレターで鹿児島の釣り仲間が他界した話を書かせてもらいました。私と一緒に一番多く釣りに行っていたのは彼でした。暗い話で恐縮ですが、実は11月初めに2番目に多く一緒に釣りに行っていた男が肝臓ガンで死にました。年齢は6歳ほど上ですが、学生時代は「化け物」と呼ばれるぐらいバイタリティーのある男でした。たぶん、長崎県歯科医師会の仕事のやりすぎ(フッ素に関する小児の保険点数改正を全国的に推進していたようです。)で、10年ほど前に肝臓をこわし、以来、節制しつつ生きてきたようですが、ついにお迎えがきたようです。私としては釣りに関係する友人を続けて亡くし、非常にショックです。 9月に四国の高松で開かれた日本歯周病学会に参加した際に周辺にいる同級生3人で宴会をしました。大学時代の話や今興味のある話、近頃の釣りの話などを延々と語り合いました。私が口腔内金属の産み出す電流と有害な電磁波との関係に興味があると言ったら、友人がおもしろい話をしてくれました。彼は卒業前に私と一緒に屋久島に行った釣り好きで(死んだ二人もいきました・・)、冬は徳島県南部で大グレ(メジナ)を狙い、夏は吉野川で鮎の友釣りをやっています。友釣りの竿は7〜9mのカーボン竿(炭素繊維製で電気を通します)です。ある日、釣りに夢中になっていたら、竿が自動的に上下に動き始め、それがだんだん大きくなり、自分の力では抑えられなくなったそうです。彼はその場所が祟りでもあるのかと思い、本気で「出たな妖怪!」と叫んだそうです(笑)。

電磁波 叫び声が功を奏したのか、場所を下流に移すと竿を自分でコントロールできるようになりました。一安心して、持参したお茶を飲み、何気なく上空を見上げたら、ちょうど真上に高圧電線があったそうです。昔々、高校の物理を習った方はフレミングの左手の法則っていう名前だけでも覚えているでしょう。磁場の中にある電線に電気が流れる(電子が動く)とある方向に力が生まれるという法則です。モーターが動く原理です。高圧電線の周りには強い磁界ができます。その真下で電気を通すカーボンの長い棒を振ると電子の動きが生じ、力が生まれます。カーボンの竿を振った(電子の動きを作った)ことで思わぬ方向に力を受けたのでしょう。
 鹿児島の友人が5月に亡くなり、徳島の友人の話を聞いたのは9月、長崎の友人の死が11月です。釣りと死の因果関係があるみたいじゃないですか!!たぶん、二人目が死ななければトリフィールドメーターを買うことはなかったでしょう。この新しいオモチャは余計なことをいっぱい教えてくれます。

電波を  「携帯電話は脳をチンするのと同じ」といわれていました。この言葉は「携帯電話で通話すると1〜2GHzの周波数を持つ電波を脳に浴びせかけていることになる。電子レンジの発する電波も同じ周波数帯を使っているので、脳をレンジで温めているのと同じ」という意味です。電子レンジの出力と携帯電話の出力がどのぐらい違うのか、温める以外の違害性は無いのか、気になりますよね。トリフィールドメーターがやって来て、まず最初に一番気になっていた携帯電話を計測してみました。電波に関してはiPhone4はたぶん大丈夫みたいです。院内で使っている普通電話の子機は・・・ダメでした。電波が意外に出ています。携帯が危ないと思って、わざわざ普通電話の子機で通話したら、そっちの方が危ない場合があるかも。当然、機種によって違いますから、すべての子機じゃありません。勘違いしないでください。
 電波、電磁波などと呼ばれているモノは波長の違いにより右図のような関係になっています。波長というのは波一つの長さで、電波の速さ(光と同じ)を周波数で割ったモノです。近頃、地デジのコマーシャルでアンテナが登場しますが、あれが地デジの波長(約400~700MHz 今のUHFと同じ)です。携帯電話が1500~2000MHz、普通電話の子機が2400MHzです。赤外線よりも長い波長なんでよほど強力な出力じゃなければ問題ないのかもしれません。赤外線の上に可視光線があって、その上に紫外線、X線、ガンマ線があります。ここら辺まで波長が短いとエネルギーが高いので電離作用を起こします。電離作用というのは分子の電子をはじき飛ばす作用で、これによりDNAが傷つくので、年間に浴びても大丈夫と言われている量が示されています。大量に浴びれば有害です。レントゲンは少ない方が良いのは知ってますよね。

電波を  人類は太陽光線の下で進化して、現在も生活しているわけです。太陽の無い生活など想像もできません。でも、大量の紫外線を浴びれば、いずれ皮膚ガンになる可能性が高くなります。今は家庭でも無線LANの時代です。以前は他のネットワークを検知することはありませんでしたが、自宅はマンションなので今では7〜8つも引っかかります。自分の家だけ有線LANに変えても電磁波の環境が良くなるわけではありません。携帯電話のネットワークが日本全国に広がり、登山道にも設置されています。白河の釣り場は数年前まで電波の届かないところだったんで気楽なものでしたが、今じゃバリバリ5本も棒が立ちます。電車に乗れば怖いぐらいトリフィールドメーターの針が振れます。電気で動く鉄の箱の中に座っているいるわけですからね。IH調理器は火を使わないから火事にはならないけど、火事だけが危険なことじゃありません。太陽光発電もエコで良いですけど、無理して自分の家を発電所にしなくても良いんじゃないかと思ったりします。原発だけが危険なワケじゃありません。便利な生活と電磁波利用はセットになっています。地球上で生活する限り逃れることはできません。これからますます身の回りの電磁波は強くなるでしょう。ですから、電磁波を受けても大丈夫なように口腔内の環境を整備していくことが大切だとつくづく思いました。

ひとこと その41 「朝御飯って本当に必要なんですか??」

 私が以前に診療中に立っていられなくなって、内科の先生や脳神経科の先生に御世話になった話 をしました。その時は「朝御飯を食べないことが原因!」ということになりました。たしかにその 日は朝食を食べていませんでしたが、残念ながらその日だけじゃなくずーっと前から食べていません でした。45歳を過ぎてからは代謝が悪いのか、何かちょっとでも多く食べると簡単に太ってしま います。ですから、朝はバナナ1本だけにしていました。一時期流行った「朝バナナダイエット」の 遙か昔からです。昼はうちの前のマルシヤのパンを2個あるいは玄米のおにぎ り1個とおかず少し、夜も御飯は茶碗1膳です。

朝御飯って本当に必要なんですか  11月になってから積極的に朝食を抜いています。バナナも食べません。いったいどうしたのかと言うと「甲田式健康法」というのををやっています。これは甲田光雄医師が提唱している断食と西式健康法を中心とした健康法です。甲田先生は中学、陸軍士官学校でスポーツマンでしたが、胃腸の不調、急性肝炎による黄疸と立て続けに病魔に襲われました。医師に頼ったけれど良くなりません。終戦後に大阪大学医学部に入学して自分の病気を治そうとしたけれど良くならず、主治医の教授から「家に帰ってのんびり療養した方がいい」と見放されてしまいます。彼は西洋医学に見切りを付け、民間療法や東洋医学を研究するうちに断食療法に出会います。さらに、西式健康法にも出会い、断食修行を何度も経験するうちに慢性肝炎を克服し健康体を手に入れます。医学部を卒業した後は大阪に医院を開業し、現在でも多くの難病患者を治しています。
 しかし、当然ながら、こういう方法は社会的に認められることはなく、朝食を摂ることを金科玉条とする栄養学者からは袋叩きにされています。でも、私はこういう偏屈者が好きです(笑)。自分が正しいと思うことを信じきることのできる人が大好きです。
 断食は宗教的なイメージですが、長い時間消化器官を休ませると、結果的に断食になります。朝食を抜き、軽い昼食、夕食を食べ、間食は食べずにいるだけです。これが半日断食です。簡単でしょ。たとえば昼の12時に食事をして、夜の7時に夕食を済ませてそれ以外は野菜ジュースや柿の葉茶だけで生活すれば、17時間の断食となります。これを実際に私もやっています。11月の初めからスタートし、ほぼ1ヶ月になります。何か変化があるかと言えば、体重が2kg減りました。それ以外はほとんど変化がありません。まあ、もともと健康なんで、こんなことやる必要は無いのですが、たまたま知った甲田先生に共感したので、試してみようと思ったわけです。こんなに簡単な方法でいろいろな難病が治ってしまうとは思えないのですが、彼の著書にはそういう患者さんの声がたくさんあります。一番多い声はやはりダイエットで、これはまあ常識で考えれば理解できると思います。1回分が同じ量なら3回よりも2回の方が総カロリーが減りますから科学的に考えても痩せるでしょう。痩せるならば当然ながら高血圧の患者さんも減ると思います。キチンとした断食道場は2泊3日か3泊4日です。私は経験するチャンスがなくまだやったことはないのですが、こういう断食をすると「宿便」がどっさり出るそうです。この宿便も言葉のイメージからすると長年腸内に溜まった残留物と思ってしまいますが、ファイバースコープで見てもそういう「便」は存在しないそうです。でも、もしも出るなら経験してみたいものです。3日も水分だけで生活すると食べ物のことばかり考えるそうです。私のように普段から食べ物のことばかり考えている人間はどうなるのか、非常に興味があります。3日も体外からエネルギーが入ってこなくなるとどうなるのでしょう?当然、体内に蓄えているエネルギーを使うわけです。脂肪を分解し、ブドウ糖を産生する回路が動き出すでしょう。ダイエット効果は常識として理解できるのですが、それ以外の難病はなぜ治るのでしょう??右の本は甲田先生の著書です。タイトルも怪しいし、目次も怪しいです。半日断食で起こる奇跡が羅列されています。高脂血症、脂肪肝、高血圧、動脈硬化、脳卒中、心臓病、糖尿病、ウィルス性肝炎、肝機能低下、慢性腎炎、関節リュウマチ、多発性硬化症、SLE、ベーチェット病、慢性疲労症候群、潰瘍性大腸炎、心身症、慢性胃炎、慢性腸炎、胃潰瘍、腰痛、肩こり、膝の痛み、冷え性、ガン、痴呆、老化予防と長寿・・・。まあ、これほど「効く」と言う話は新興宗教以外で聞いたことがありません(笑)。だから、みなさんにお薦めする前に、自分の身体で試しているわけです。歯周病も治ると良いんですけどね。
 病気を山ほど持つ家内に薦めるのですが、あまり乗り気ではありません。彼女は昔から朝御飯をしっかり食べる人なんで、抵抗があるようです。まあ、家内の病気は朝御飯を食べることが原因というわけではないと思いますが・・・。(笑)

断食  いったい、毎日キチンと1日3食食べなくてはいけない理由は何なのでしょう?朝食を抜く人よりも食べた人の方が朝からの頭の働きがよくなるといいますが、ホントですかね。朝食をキチンと食べられるような規則正しい生活を送る人だから成績が良いのではないですかね?? しかし、もしも実際に「朝御飯を食べない方がカラダに良い」ということが社会的にコンセンサスを得たら、社会構造が変わるかもしれません。朝マックや喫茶店のモーニングセットがなくなるし、食事に使われていた材料が不要になるわけですから、パン屋もコンビニも大変です。小麦や米の消費量予測が全く違ってしまうでしょう。それが良いことなのか悪いことなのか、資本主義の「ものさし」で考えたら非常に問題が起きるような気がします。まだ1ヶ月ですが、私個人的には半日断食は身体の調子が非常に良いように感じるので、しばらく続けてみます。私の様子を見て何か変化を感じたら教えて下さい。ひそかに「奇跡」を期待して待っているのですが・・・。(笑)

編集後記

トリフィールドメーターは矢山先生にセミナー初回に薦められました。それでも「買おう」とまでは思っていませんでした。やはり友人が続けて死ぬとショックです。トリフィールドメーターは彼らからのプレゼントと思っています。私はまだ死ぬ気が無いので、身の回りをいろいろと調べています。私の居る周辺はいろいろと電気関係のモノが多いのです。うかつにも横にあるJOBAのスイッチを入れたままにしていて、電界が高かったです。使わないときはコンセントから抜きましょう。電話の子機は電波もかなり出てましたが、充電器が電界を出しています。家庭内のコンセント周りは見直さないといけないでしょうね。 外出時もトリフィールドメーターを持ち歩いて、電車やバスの中で計測しています。京葉線は旧式の青い車両の先頭車と最後尾ならばほぼゼロです。赤い帯の入った車両は古いのも最新型もかなり出しています。新型になったんだからきちんと防磁して欲しかったですね。強いて言えば先頭と最後尾の車両は10ミリガウス程度です。有楽町線はけっこう安全だと思います。どの位置に乗っても低い数値です。車内を移動するときに車両の連結部が高くなるので、車両本体はちゃんと防磁しているのでしょう。たまに古い車両が走っていますが、あれはかなり高いです。車両全体が高い数字なので「優先席付近では携帯電話の電源をお切りください」のアナウンスは無意味です(笑)。あの車両は引退させた方が良いと思います。どうして京葉線は引退直前の車両の方が安全なんでしょう?冬はちょっと寒いから釣りには行きません。休日は都内で時間を潰すことになるから「JR地下鉄電磁波安全路線図」でも作りましょうか(笑)。ポーチの材料は多少残っていますが、母親のミシンは古くて磁界も電界もビリビリです。長時間ミシンを使うと変な感じがしたのは、強力な磁界に身体が反応したのかな?機械は受付に置いておきますので、興味のある方は声を掛けてください。
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