オーラルテクター・EAV 販売・CEREC・ホメオパシー

千葉県千葉市の加藤歯科・歯科医・歯医者では審美治療メタルフリー治療矯正治療歯周病治療インプラントの治療を行っております








2006.12

「クリスマス」&「新春記念」!! 第5号!!
 皆さん、お元気ですか?もうすぐクリスマスと正月の季節がやってきます。 
前回、治療材料の話の中に登場したCERECという機械を導入してしまいました。再度、清水の舞台から転落してしまいました。スタッフには「高価なおもちゃ」と言われています。 まあ、それなりに稼働させていますので、「おもちゃ」ではありません。しかし、機械が稼働するためには動かす人間が必要なわけです。今のところ私以外に触る人間はいません。結局、私が昼休みや診療後に残業しています。約1ヶ月経過して、少々人間の方に疲れがでてきました。外部の技工士 に出す部分とCERECで作る部分のバランスがまだうまく区分けできません。人間が疲れた理由は、土日の「仕事」が多いことも影響しています。10月21日から5回のうち4回も出かけていま した。セミナーで福岡、CERECで高輪、1回休み、学会予行で用賀、学会で品川、セミナーで福岡。12月に入ってから、セミナーで福岡(12/2,3)、歯周病のセミナーで鶴見(12/10)・・・ 
究極は12/29の休日診療所勤務。時間外労働の疲れも溜まったかなと思う今日この頃です。疲れていると石けんも作らないし、ビールも作らない。疲れると文章も出てこない。そろそろサラミも 作らないといけないし・・・。 
 
 でも、「究極の歯科医療」は、CERECの導入によりリングの欠けていた部分が繋がりました。セラミックによるインレーが抜けていたんです。噛み合わせはOK。歯周病はOK。矯正治療もOK。 あとは審美を極めるだけです。「白くてきれいならOK」から「どこを治したかわからない」レベルまでアップさせていきたいと思います。身体から害のある金属を一掃してしまいましょう。・・と、言いつつ私の口の中には金パラが残っているんです。20年前に学生実習で患者になったときの銀歯が・・。どなたか、優しい歯医者しりませんか??エッ?うちの家内にしてもらえば 良いじゃないか、って。そうですね、難しい問題ですね・・・。 
家庭と仕事の分離ができるかどうか。「江戸のかたきを長崎で」なんて・・・(笑) 

かとう歯科 院長 加藤昭浩

ひとこと・・その12  「信じる」ということ(その1)

 タイトルを御覧になって、「ああ、かなり怪しいと思ったけど、ついに院長も『宗教』にハマッタ か・・・」と思う方も多いでしょう。動詞としての「信じる」の意味なんて普通は考えないでしょう。 広辞苑で引くと「信ずると同じ」なんて書いてあって、ちょっとズッコケます。「信ずる」を引くと「信 仰すること、帰依すること」「まことと思う。正しいとして疑わない」さらに「まこと」は「事実の通 りであること。うそでない」となります。

千葉の歯医者  日常生活で「『信じる』とはどういうことか」なんて考えている人は、かなり危ない人か、立派な病 名のつく人でしょう(笑)。お陰様で私は普通の生活をしている状態で このことに悩んでしまいました。事の始まりは数回前に書いた「奥さん が死にそうになった話」に登場するEAVという機械を購入して使い始め ようと思ったことです。このEAVという機械を日本に最初に持ち込んだ 人は陰山先生という歯科医です。彼はドイツで開かれた健康博に参加し て、なにか身体によいモノを探してこようと思ったのです。たまたま最 初に入ったブースがEAVを売るところで、そこで自分を計測してもらっ たのだそうです。彼は慢性的に病んでいることがありました。EAVで計測するとその病気の診断が下 り、右下の奥歯にあるアマルガムが原因だと言われたのだそうです。自分が歯科医なので、まさかそんな ことはないだろうと思いながら、隣のブースにはいったら、メーカーの違うEAVが展示してありまし た。そこでもう一度計測してもらったのだそうです。そうしたら、なんと隣と全く同じ結果を告げら れ、彼自身非常に驚き、とりあえず一台購入して行こうということになったのだそうです。その博覧会に 同行していたのがダイヤモンド屋のオーナーと私にEAVを販売した鹿島さんだったのです。陰山先生はそ の後、自分の診療所の患者さんすべてに使ってみました。問題が見つかった人には「薬」も作ってあげ ました。そうしたら、大変なことになりました。最初はEAVの治療は無料で始めたらしいのですが、そ れを目当てに人がわんさかやって来て、歯科診療どころじゃなくなったそうです。その後、1回5000 円、1万円、と値上げして最終的に2万円で落ち着いたようです。多くの患者にEAVを使ってみると口腔 内金属の問題、根尖病巣の問題、親知らずの問題が多いことがわかりました。さらには悪性腫瘍、更年 期障害、などなど多くの「患者」を治すことになり、医科との問題が発生することに悩んだ彼は学士入 学をして東海大学医学部に編入しました。現在は医科と歯科のダブルライセンスを持ち医師として診療に あたっています。EAV検査をすると歯科の問題がハッキリするので、歯科医にノンメタル治療や神経の再 治療を依頼します。 千葉の歯医者 ノンメタル治療に欠かせないガルバニック電流を 計測する装置をドイツから輸入しましたが、故障しても修理が出来 ず、結局彼は自分で作ってしまいました。その機械は私のところにも ありますが、オーラルテクターといいます。この機械とともに「みの もんた」の「おもいッきりテレビ」にも出演したそうですが、残念な がらブレイクしませんでした(笑)。彼は素直にEAVを「信じること ができた」のでしょう。自分の問題を解消してくれたEAVという機械 をさらに多くの人に使って、その結果を確認することが出来たわけで す。その自信が医学部に入り直すという行動にまで至ったわけです。

 私の場合は、素直に「信じる」ことができませんでした。EAVは電気のテスターの応用です。弱い電 流を流し、その電気を東洋医学の「つぼ」である経絡から吸い取って、数値化し判断するのです。東洋 医学は長い歴史がありますが、根底にある考え方は「易」です。実践医学としての東洋医学を否定する つもりはありませんが、なんだかワケのわからないものをベースにしたものを仕事の中に取り入れるこ とができなかったのです。私は「占い」とか東洋医学とかの理論が「科学的」じゃなく思え、好きでは ありませんでした。その逆がうちの姉です。姉は方位や占いなどが大好きで、私から見ると「異常」と しか思えない程でした。しかし、姉のアドバイスでダイヤモンド屋に行ったあたりから、状況が微妙に 変化して来ました。

 実はその数ヶ月前に、あることで「占い」をしてもらう経験をしました。占い嫌いの私が占いに行っ た理由は、大学の教授選という私に直接関係のないことを占うためでした。たまたま大学時代の友人と 電話で話す機会があり、その時に彼の所属する医局の教授選で悩んでいるという話を聞きました。姉か ら「非常に当たる」占い師の話を聞いていた私は「遊びで占いをやってみたら?」と提案したのです。 彼は快諾し、私が代理で聞きに行くことになったわけです。姉のお薦めの占い師は東海道線の戸塚駅の 前で開業していました。事前に姉に行く日と時間を連絡してもらっておきました。「駅を出て左に行っ て、狭い路地を出たら、目の前に看板があるから」と言われたのですが、3回ぐらい同じところをグル グルとまわり、いいかげん諦めかけた時に「看板」に気付きました。なんと、「占い館」とマジックで 書いた段ボールの切れ端が吊されていました。看板の前に狭く急な階段がありました。上に昇ると踊り 場もなく階段の途中からノックをすると中から返事がありました。「よくいらっしゃいました。」年齢 は母親と同じぐらいのおばさんが出てきて、「先生、どうぞ、どうぞ。」本当に狭い部屋で小さな流し がコーナーにあり、座って入れるコタツがあって、それ以外はなにもない部屋でした。彼女はもともと 大きな大学病院の看護婦さんで婦長経験もある人ですが、占いが趣味で和漢洋すべての占いをやったそ うです。結婚する時の旦那さんへの条件が「私が占いをやることに口出しをしない」ということだった そうです。定年まで働いて、その後、占い師として横浜で「占い師の格好」をして占いをしていたことも あったそうです。姉は友達からこのおばさんの存在を教えてもらったのです。姉自身いろいろと相談した ようです。いずれにしろ「よく当たる」占い師として一部で知られる存在なんだそうです。私の目の前の 「どてら」を着込んだおばさんはいろいろと雑談をしつつ、私の相談事である「教授選」にも詳しく内 部の人間の一般論を説明してくれました。しばらく雑談のあとで、「じゃあ、占いでもしようか」と私 の前でサイコロを振り始めました。 千葉の歯医者 どういう分類の占いなのか良くわかりませんでしたが、しばらく見ているうちに紙にボールペンで書き込む記号がどうやら「卦」を示すことに気が付きました。おばさんは占いの持つ「こけおどし」の部分を一切取り払った純 粋な「占い」の部分だけを目の前でやっているのでした。怪訝な顔の私に気付いたの か、「昔は部屋にお香を焚いたり、顔の隠れるドレスを着たりしてたんだけど ね・・。」と照れながら言い訳をしました。しかし、結果は、見事でした。A,B,C,D という登場人物の 肩書きだけを情報として与えただけなのに、彼らの背景,性格、特徴まで語り、誰が選ばれるのかを言 いました。さらに、自分の長年の経験と念力から調べる「易者の易」という方法で占い、同じ結果を得 ました。最後には彼女は彼女が占った結果がどうなったかを教えて欲しいと言うのです。これには驚い てしまいました。占いなんて「50%の確率で当たるモノ」と思っていた私は、彼女のデータ主義に非常 に興味が沸きました。いちおう、占いの結果を鹿児島の友人に伝え、私の出る幕はおわりました。

 初めて彼女のところを訪れてから数ヶ月後、友人から電話があり「負けた!」と言うのです。「2票 寝返って負けた。」私は彼 の話を聞きながら、驚愕してしまいました。その理由はおばさんの占いが非常に高い精度で当たってい ることを思い出したからです。占いの解説の中で彼女はいつ教授選があるかを気にしていました。「で きるだけ早いほうがいい。遅くなるにつれて厳しくなる。教授選の日程が決まったら、教えてね。もう一度、占うから。電話でいいから ね。」彼女はそう言っていたのでした。4月に占ったのに結局、教授選は夏休みを挟んでしまい、9月 になってしまいました。友人から教授選の日程の連絡はなく、そのまま落選となったわけです。

 私が初めて行った日、おばさんは占いの結果の解説を終え、一息つくと私を見ながら、 「先生、手相でも見てあげようか?。」
「えっ、いや、いいです。今回は遠慮しておきます。」
おばさんの解説があまりに現実と一致しすぎて戸惑っていた私は、私の手相を見ておばさんが語る将来像や諸々のことを信じてしまうのではないかと思い、怖くなって辞退したのでした。
占いなんか信じるわけないと思っていたのに・・・。(つづく)

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CEREC 3DによるCAD/CAM修復のお話
千葉の歯医者  前回,歯科材料の話の最後に登場したCEREC 3Dという機械を導入して しまいました。ミニロトの1.2倍ほどです。それだけあれば家も買えます が・・・(笑)。オールセラミックスによる歯科治療を多くの人に受けて欲 しいという一念で再度清水の舞台からバンジージャンプしてしまいました。 以下の文章は如何にCERECが優れているかを語ったものです。先に、欠点 を言えば、より審美的な治療を求める方には不充分だと思います。まわりの 色に合わせて1本だけ治療する前歯などの場合は色を合わせることが出来な いと思います。このハイグレードな審美歯科の分野は現在、研修中です。近いうちに御紹介します。 CERECは欠点より遙かに利点の多い治療法です。是非、御検討下さい。

歯科治療は穴埋めの歴史です。今日ではいろいろと材料がありますが、太古の昔から使われてきた材 料は金(GOLD)です。虫歯の穴に直接金の粒や金箔を入れて上から叩いていくと不思議なことに一つの 固まりになって、はずれなくなります。確実に虫歯が除去できるならば、現在でも良い方法だと思いま す。しかし、問題点もあります。材料が高価なのです。錬金術の中から次に登場するのが今では完全に悪 者になってしまった銀アマルガムです。掌蹟膿胞症という病気を引き起こし、その他いろいろと病気の 原因になっているのではないかと疑われています。現在ではアメリカでも3つの州で使用禁止ですし、 EUでは早くから使用禁止です。銀と水銀を使っていますのでどちらも身体にはよくありません。金が良 いのはわかるけど、見た目が悪いじゃないの!という方にはレジン(プラスチック)があります。この 分野は日進月歩で、小さな虫歯、狭い幅であればこの治療法が一番よいと思います。しかし、範囲の大 きな穴の場合に問題が起きます。レジンという材料は必ず収縮するのです。
<strong>CEREC</strong>

量が少ない場合(小さいと か狭いとか)には問題にならないのですが、レジンの量が多い場合、詰めた部分と歯との間に隙間 ができます。そこから唾液が染み込んで痛みを引き起こすことがあります。その問題に対しては接着力を 大きくする方向で材料が進化してきました。その結果、歯とレジンは強固に結合しますが、その力が大 きすぎて歯が割れてヒビが入ってしまうことがあります。結局、私は大きな穴にはレジンじゃなくて、 金属を使うことをお薦めしていたわけです。審美的にも経済的にも金合金を入れることが出来る場合 は、金合金をお薦めしていました。しかし、若い方に限らず「金」は「年寄りクサイ!」と考える方が 多く、高い割には「良い」とは思ってもらえませんでした。身体に良くて虫歯になりにくいのはいいけ ど、高くて格好悪いなら、みんなが入れている安い「銀歯」でいい、ということになります。銀歯なら 「普通」だし、安い材料ということで黒くてイヤでも半ば諦めて入れる習慣ができたのでしょう。私も 無理に金を薦めることはしませんでした。

 歯科で使う材料として1,白くて 2,堅くて 3,歯にくっついて 4,精度が良くて 5,安い ならば、なにも文句ないわけです。今回、私がCEREC 3Dという機械を導入した理由は技工に出す費用 と手間と時間の節約ができることと、削り出す材料が素晴らしいからです。設計の分野ではすでに標準 になったCADという方法と、工作機械の世界では当然になったCAMという方法が合体し、CAD/CAM という方法を歯科の世界に最初に取り入れた機械です。もう20年の歴史はあるのですが、初期のもの は全く臨床には使える精度ではありませんでした。徐々に改良されて、技工費用の高いヨーロッパでは それなりに使われていたらしく、治療して10年経過した予後のデータがキチンと学術論文になってい ます。私はセミナーでこのデータを見て驚愕したのですが、なんと10年後に90%も残っているので す。このデータは現在の機械ではなく10年前の精度の良くない時期の機械を使って作られたのに、で す。同じように調べられた金のインレーで85%、レジンでは50%、アマルガムでは50%でした。(日本 の保険で使う金パラはヨーロッパでは決して使いません。銀合金は身体に悪いのです)

千葉の歯医者
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1,CEREC修復の一番良いところは、「白い」ことです。歯を白く治し て、患者さんに鏡を持ってもらい、口腔内を見たときの患者さんの笑顔が 証拠です。やはり歯は「白い」ものなのです。銀歯を見ておかしく感じな いのは、ただそのおかしさに慣れてしまっただけなのです。白く治した口 腔内を見たら、やはりこれが正しいと納得できるはずです。

2,材料にはいろいろと強度試験があります。一つは圧縮強度、もう一つ は曲げ強度です。押しつぶして壊れるまでの強度と棒状の試料の真ん中を押して変形するまでの強度で す。「堅いけど脆い」というのは圧縮強度が大きく、曲げ強度が小さいということです。当然、金属に 比べればセラミックスは脆い材料です。しかし、セラミックスと金属を比較するのは本来不適なのでは ないかと思います。理由は口腔内にある本来の素材はエナメル質であり、象牙質です。セラミックスと 比較するべきはその二つであると思います。また、口腔内に例えばダイヤモンドで歯を作ったとしたら、 その歯とかみ合う歯は削れてボロボロになってしまいます。つまりは、エナメル質の素材であるアパタイ トと同等であることが望ましいわけです。堅ければ良いわけではありませ ん。セラミックスの中でのCERECの優位性は、使うセラミックブロックが 世界共通であることです。私が千葉で作ろうと、大学教授がベルリンで作 ろうと同じモノであるということです。すべて工場生産ですから、高温高 圧で形成します。技工士に依頼する場合は技工士の技術に非常に左右され ます。また、小さな気泡が入ることが多く、それが原因で割れてくるので す。

3,接着技術が発達してより外れにくくなりました。CERECの場合もレジン充填するシステムと全く同 じ工程を辿ります。大きな違いはレジンの量が非常に少ないということです。レジンが少なければ収縮 量も少なく、問題も発生しません。接着に関しては今後一番発展するであろう分野なので、期待も大き いのです。

4,日本ではこの「精度」という点において非常に厳しい評価を下す傾向があるようです。理由は不明 ですが、私の想像では、日本の開業医は金銀パラジウムという材料を使わされて来たからではないかと 思っています。戦後日本にやってきたアメリカの歯科医は日本にも鋳造修復が必要であるという勧告を しました。過去に金合金の経験があれば良かったのですが、それまでの日本はバケツ冠と呼ばれる被り 物とアマルガムぐらいしか材料がなかったわけです。国民皆保険を目指す時に歯科だけ外せば良かった のでしょうが、あまりに国民の口腔内が崩壊しているのを見て、歯科も保険でできるようにしたわけで す。そこで大問題が発生しました。世界の常識では鋳造物はハイカラットゴールドなのですが、保険で それをやってしまうと保険財政が一気に破綻してしまいます。そこで、代用金属を開発させてそれを日本 人の口の中に入れてしまおうということになりました。この計画はかなり成功したと思います。ほとん どの日本人が銀歯を入れているので中国人と日本人を識別しやすくなりました(笑)。逆に日本人はこ の銀歯に慣れすぎて違和感を感じなくなっているほどです。しかし、問題も多くありました。一つは精 度が悪いのです。歯と金属の間に隙間ができるのです。金合金であれば金が変形してきれいに塞ぐのです が、金パラにはそういう性質はありません。ですから、日本の歯医者は「精度」にうるさいのです。な ぜヨーロッパではそれほど問題にされないかというと、ゴールド以外には使わないからではないかと思 います。彼らは精度よりも予後を気にします。10年経過後にどれだけ残っていたか、を問題にします。 その点ではCERECはゴールドさえも押さえて1位です。今でも充分に実用の範囲なのですがここの部分 は今後パソコンの能力の向上でさらに良い結果を期待できます。

5,安い??まあ、比較の問題ですか ら、必ずしも安いとは言い切れません が・・・。以前に一例だけセラミックイ ンレーを技工に出して作ってもらいまし た。その時は6万円いただきました。同 じ症例をCERECでは技工代が掛かりま せんので45000円です。同僚の先生の 中には値段を下げる必要は無いのではな いかと言う人もいます。高い機械を買う リスクを払っているのだから、今までと 同じ価格で良いはずだ、と言うのです。 確かに正論ではありますし、それが資本 主義経済の原則であるとも理解しています。しかし、オールセラミックスで治療したいという思いは半 分は私のわがままでもありますから・・・。できるだけ多くの人に安全で美しいこの方法を取り入れて 頂きたく、今までの金合金を下回る金額で提供しようと思うのです。毎月のリース料はありますが、あ まり使いたくない材料を使うことで私が感じるストレスがなければ精神衛生上非常に良いので、その結 果少し長生きできます。その分お金も回収できる皮算用です(笑)。

6,先ほどは書きませんでしたが、まだまだ良いところがあります。それは完成するまでの時間が非常 に短いことです。歯形を取って石膏を流して、技工に出して、それが1〜2週間で出来上がって、もう一 度アポイントを取ってもらってセットする。これが今までのやり方です。神経が生きている場合は削る ために1回、セットするためにもう1回麻酔を必要としましたが、まだ麻酔が充分に効いている間に セットまで完了することができます。神経のない歯の場合でも翌日とか当日の午後とかに治療完了でき ます。現在は予約の都合であまりやっていませんが、なかなか歯科治療に通うことができない方にも朗 報ではないかと思います。

7,5年間は保証します。自費治療ですから他の条件と同じく保証させてもらいます。

8,これがオールセラミックスをお薦めする最大の理由なんですが、身体に変な電流が発生しません。 金属ではないので口腔内に電気が流れることがなく、自律神経に全く悪影響のない治療ができます。必 ずしもすべての人が、うちの家内が罹った病気になるとは思いません。しかし、同じ人間に発生したわ けですから、可能性はゼロではありません。本来、治療する目的で行われた行為によって、別の病気が 引き起こされることはなんとしてでも避けなくてはいけないと思います。  決して安い治療費ではありませんが、多くの利点をもったCERECによる治療を多くの方に理解して頂 き、美しく健全な口腔内を長く維持して頂きたいと心から願います。当然、定期検診を受けて頂くこと が5年保証の必要条件になりますので、よろしくお願いいたします。
オーラルテクターとは???
千葉の歯医者 歯と内臓の関係がドイツ人医師Dr.Voll(フォル)によって明らかに されました。彼は、歯と内臓との関係を調べ、臨床統計学的に、各 歯牙と全身部分との相関関係を明らかにしたのです。
この臨床体系は、1950年代より、数十人の欧米医療人のデータに よって、確実に意味のあることが証明されております。 ロ腔内電流(ガルバニック電流)は自律神経のバランスをくずし、 不定愁訴の原因になります。体に有害な電気を発生するメタルを特 定するオーラルテクターは統合歯科治療には必須のアイテムとして高輪クリニックの陰山先生によって開 発されました。
またオーラルテクターは有害な口腔内の電気を計測するとともに約5秒という短時間で、あらゆる口腔 内の電気を放電する機能がついています。口腔内の電気の有無でどれだけ体調に違いが生じるかをその 場で体験してもらうことができる新世代医療機器です。

オーラルテクターの特徴
●口腔内の金属から発するガルバ二ック電流を測り数値化する。
●計測したガルバ二ック電流を、その場で除去する。
●計測除去データは、見やすいデジタル表示。

金属アレルギーや不定愁訴の原因が金属を使用した歯科補綴物である場合、その裏付けを取り、患者さ んが電気量を数値化してみる事ができます。更にその場でその電流をとるという体験が出来ます。 この体験によって、金属を外して、金属を使わない歯科補綴を作り直すことが、生体に優しい歯科治療 であることがわかっていただけると思います。
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