千葉県千葉市美浜区稲毛海岸の歯周病専門歯科医・歯医者|かとう歯科 | 歯周病・歯槽膿漏、矯正歯科・矯正・噛み合わせ、審美歯科、インプラント、メタルフリー

千葉県千葉市の加藤歯科・歯科医・歯医者では審美治療メタルフリー治療矯正治療歯周病治療インプラントの治療を行っております。








2010.6

千葉市のインプラント専門歯医者 初夏の気候というか、梅雨の前の一番紫外線の強い季節というか、表現の難しい頃ですが、皆さん、いかがお過ごしでしょう。今年は天候不順が多い のでこのまま素直に梅雨入り、梅雨明けとなるのか疑問です。  今回のニュースレターはゴールデン・ウィーク中の東北桜ツアーと、5月 24,25日と6月5,6日の2回の鹿児島旅行についてのお話です。なんだか遊んで ばかりいるみたいですね。
まあ、否定できないけど・・・。


院長 加藤昭浩

ひとこと その34 「そうだ、東北へ行こう・・JR東日本」

JR東日本 みなさん、ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたか?私は家内と二人で「東北桜めぐり」ツ アーに行って来ました。「夫婦で仲の良いこと・・・」とお思いかもしれませんね。まあ、決して 仲が悪いワケじゃありませんが、家族で家内以外の誰も一緒に旅行に行っ てくれないので結果的に「夫婦二人」となりました。
 毎年春になるとJRの駅には東北の桜の名所ポスターがいたるところに貼られます。毎年毎年見ていると行ったことはなくとも角館の武家屋敷と 枝垂れ桜は知ってるし、弘前城の桜が見事なことも知っています。まあ、あくまでもテレビやポスターで見たことがあるだけですけど・・・。

JR東日本  娘のGW中の予定がハッキリし、「残りもの」ツアーが決定した4月上旬に「じゃらん」で連休中の国内ツアーを検索しました。希望としては混んでいるGWに高速道を動 く気にはなれません。渋滞は嫌いです。旅行に行くなら飛行機か新幹線じゃないとイヤ。飛行機なら 沖縄か北海道ですね。北海道も良いかなと思ったんですが、去年札幌でのイヤな思い出があるんで、 今年はパスです。いろいろと考えているうちにあのJRのポスターを思い出しました。「そうだ、東 北へ行こう。」私は西ばかり向いていて、東北は大学受験の仙台と日帰りで中尊寺に行ったことがあ るだけで、それ以北は未知の空間です。連休中に2泊3日で「桜名所巡り、温泉、往復新幹線」の条件で検索し、唯一空きのあったツアーにしました。

 去年のGWに同じ日程で行った札幌の桜が満開でしたから、「東北の桜満喫ツアー」というタイト ルでも「葉桜」だろうと想像していました。まあ「GWに出かけた」事実が必要で、旅行した気分だ け味わえれば良いかなと思っていました。しかし、例年なら数日で散ってしまう稲毛海岸周辺の桜 が寒さのためにずーっと残っていたので、ひそかに「東北桜巡りツアー」 に期待していました。案の定、前日にツアーコンダクターから電話があり、 すべて満開だと教えてくれました。超ラッキーです。

 朝7時に東京駅に集合して、秋田新幹線で角館まで。あのポスターの枝 垂れ桜です。小さな街なので、車でいっぱいです。通りは人でいっぱい。数 件の武家屋敷が残っていて、今でも住人がいるようです。ちょっと不思議 に思ったのは中央の通りが異常に広いです。江戸時代の城下町ですから、 外敵からの守りを考えたらあまりに広いかなと思いました。鹿児島の知覧 なんかは狭く作ってあるので、その差がとっても気になりました。枝垂れ 桜は確かにきれいです。江戸時代に京都の公家から嫁いだ女性が持ってき た3本の苗木から広まったのだそうです。この日は八戸までバスで行き、 温泉に入りました。翌朝十和田市街の満開の桜&松並木を見て、八甲田山の 雪の回廊を通り、太宰治の実家である斜陽館、津軽三味線資料館、芦野公 園の満開の桜を見て、弘前城の夜桜に行きました。弘前城の夜桜は幻想的 で素晴らしかったです。姫路城の夜桜も忘れられませんが、ここの桜も素 晴らしい。翌朝、もう一度弘前城に行き、今度は太陽の下の桜です。満開 の桜に岩木山、津軽の名物です。ここから高速を南下してJR東日本のポス ターである吉永小百合の北上展勝地へ行きました。ここだけがちょっと散 り際でしたが、まだ満開です。

 稲毛海岸の周りの桜もかなり立派なモノです。日頃、その桜に満足して いましたが、桜は単に桜だけじゃイマイチだということに気付きました。 桜が「絵になる」にはパートナーが必要です。たぶんベストマッチは 「城」です。弘前城も姫路城も千鳥ヶ淵も素晴らしい。「千葉城」でも充 分に素晴らしく感じます。和風建築もグッドです。角館武家屋敷、京都の 寺院などは絵になります。さらには河川や湖も絵になります。隅田川の 桜、この北上展勝地も北上川沿いにあります。バスガイドさんが「今まで 40年バスガイドをしてきましたが、ツアーの全行程が満開の桜というの は初めてです。」と言っていました。きっとウソじゃないでしょう。超 ラッキーな桜ツアーでした。

ひとこと その35 鹿児島感傷ツアー&歯周病医局30周年記念

JR東日本  以前に一度、編集後記に書いた鹿児島大学歯学部の同級生が脳腫瘍で亡くなりました。いつか来 るであろう「この日」のことを、ここ半年ほど毎日考えていました。もう意思疎通できなくなったと か、近頃は奥さん(同級生です)から連絡がなくなったとか、近隣の友人を介して情報は得ていま した。彼の長男とうちの次男は同学年で、あちらも今年大学受験でした。大学受験も終わり、あち らの息子が鹿児島大学医学部に合格したという話が聞こえてきました。「ああ、ここまでよく頑 張ったな・・・」という思いと、もうここまでかなという思いが交錯し、毎日携帯のメールにドキ ドキしていました。しかし、入学から1ヶ月経っても連絡はなく、このまま大学卒業まで頑張ってく れるんじゃないかと思った矢先、月曜の朝にメールがありました。月曜に通夜、火曜に葬儀という 連絡がありました。さっそく予約の調整をして、鹿児島に行かせてもらうことにしました。御迷惑 をお掛けした方々、申し訳ありませんでした。

 朝10:30羽田で鹿児島に12:20。メールをくれた友人が迎えに来てくれてい ました。ラーメン食べて、葬儀に出席しました。神道で葬儀が営まれていまし た。お供えが赤い真鯛じゃなく黒鯛でした。彼の趣味に合わせたというのです が、ホントなんですかね?(笑)
 1時間の葬儀があっけなく終わり、夕方に友人数名で飲み会の約束ができまし た。平日の昼間なので、友人たちは仕事に戻ります。ヒマになった私は霧島 温泉に行くことにしました。初日のコースは次ページの薄緑のラインです。 隼人(友人宅)から天降川沿いを遡ると今話題の竜馬が新婚旅行でやって来 た温泉があります。以前から立て札はありましたが、急遽看板を作り、銅 像を造り、公園を整備し、駐車場まで作っていました。私が寄ったのはテ レビでお龍さんが登場する1週間前だったので公園はまだ工事中でした。 さらに山を登り、霧島温泉郷の一番大きな「霧島ホテル」に行きました。 ここにもしっかりと「二人」がいました。霧島温泉は湯量が多く、どこも 完全掛け流しです。弱イオウ泉です。何回来ても身体に染み入る感じはた まりません。夕方友人3人と集って故人の話をし、焼酎を シコタマ飲んで、友人宅に泊めてもらいました。

JR東日本  翌日水曜日なので丸々一日空いていました。車を貸して もらって、佐多岬に行こうかなと思ったんですが、故人と 巡った鹿児島の釣り場をもう一度見てこようと思いまし た。赤いラインです。鹿児島湾沿いに国道を鹿児島まで。 途中、夏場の潮の良いときには毎晩通ったのに、キャスト ミスしたとき、私に1匹だけ釣れたスズキ。朝の4時頃から 日の出まで通ったメジナ、黒鯛のポイント。目の前でイル カにジャンプされたこともあります。鹿児島市の木材置き 場の防波堤からシロキス。時には25cmの大物が千葉では 信じられないほど簡単に釣れました。途中、峠を越えて薩 摩半島を横断し、仏壇の町、川辺を通って「かつお」で有 名な枕崎へ。さらに江戸時代の密貿易で有名な坊津周辺の 釣り場、瀬渡しに良く通った久志まで行きました。いつも 世話になった久志港の妙丸の船長に会いたかったんです が、もう妙丸もありませんでした。道路もキレイに整備さ れていました。狭いクネクネ道を夜明け前に通っていると タヌキに合うことがありました。いつの間にか「タヌキに 合うと釣れない」というジンクスが生まれました。道を戻 り、開聞岳の麓でホカ弁の「のり弁」を食べました。釣り の時の定番メニューです。近くに以前から寄ってみたい温泉がありま した。鰻温泉という西郷隆盛が西南戦争に行く前に逗留していたとい うところです。あれだけ霧島周辺が竜馬で盛り上がっているんだか ら、西郷ゆかりの温泉も盛り上がっているかなと思ったら、看板すら ありませんでした。(笑)ここも身体に染み入る温泉でした。 これで 釣り場巡りもあと残るのは草垣群島と屋久島です。いずれ行く機会があれば行こうと思います。帰り は錦江湾沿いを北上し空港へ。空から桜島、遠くに開聞岳を見ながら千葉へ帰ってきました。

鹿児島大学歯周病教室30周年記念パーティー  6/5〜6は前から決まっていた鹿児島大学歯周病教室 30周年記念パーティーです。土曜日の昼まで診療し、ま た高速バスです。主役である元教授に挨拶し、後輩で今は 北海道医療大学教授、前回のニュースレターで書いた元助q 教授(九州歯科大学教授)、現在の教授、今は出世して東 京医科歯科大学教授になった元助教授と話をしました。死 んだ友人もその奥さんも同じ医局でした。 この医局から3 0年の間に7人の教授を輩出しました。たぶん、地方大学 でこれほどの数の教授を出す研究室は無いと思います。
 死んだ友人とは釣りだけではなく、診療も研究も共に時 間を過ごしたのだと思い出しました。こういう風に書きながら、今でもいろいろ と考えてしまいます。親の死も悲しいですが、自分と同年配や年下の死は立ち直 るのに相当時間が掛かります。

 前回、候補地でありながら、遠いために断念した佐多岬に行くことにしまし た。地図の黄色いラインです。鹿児島からフェリーに乗って、桜島に渡り、前回 に行きたかった古里温泉の露天風呂に寄りました。海の際にあり、そのまま海に入ることもできます。

鹿児島大学歯周病教室30周年記念パーティー 浴衣を着ての混浴です。写真を撮りたかったんで すけど、混浴にカメラを持ち込むわけには行きません でした。実際、私が入っている間に若いカップルが 入ってきましたので、カメラ持って行かなくて良かっ た。 右上は夕暮れ時でしょう、ホテルのパンフレッ トです。錦江湾の夕日はほんとうに美しいです。夏至の 頃は8時になってもまだ西の空に明かりが残ります。こ の露天風呂のあるホテルは桜島の噴火口の真下です。以 前、私が鹿児島にいた間に、直径1mほどの噴石がどこ かのホテルのロビーに落ちてきたことがあります。
 溶岩地帯を抜けて大隅半島に渡り、右手に錦江湾を見 ながらひたすら南下します。途中何度も車を停めて、錦 江湾を眺めていました。しばらく走ると指宿の向こうに 開聞岳が見え始めます。さらに南下していくと枕崎の立 神も見えます。佐多岬はホントに遠く、鹿児島にいても 過去に1回しか行ったことがありません。ようやくたど り着きジャングルの中を抜けて展望台まで行きました。「ああ、この瞬間、俺は 本土最南端の男だ!」と思ったら、灯台の下の磯に瀬渡しで渡った釣り人が数名 いました。まったく、磯釣りをする人間は命がけで釣りに行きますからね。ま あ、ヒトのことは言えないけど・・。ここからは天気が良ければ種子島、屋久島 が見えます。竹島と硫黄島は見えましたが、草垣群島はさすがに無理でした。
 帰りはひたすら北上です。最後に海潟温泉に寄りました。ここには29年前に来たことがありま す。夏にヨットで錦江湾を横断するイベントがあるんです。「白波ヨットクラブ」というお金の掛か らない団体で、2人乗りヨットに乗り込み、鹿児島市の平川ヨットハーバーを出発。桜島の南にある 海潟温泉の「江ノ島」を目標に4時リミットで渡りきるはずだったのですが、朝スタートしてから風 が止まり、潮に押し戻されながらも、なんとか頑張って、午後4時30分に到着しました。とって も懐かしい温泉です。結果的に、この2回の旅行で鹿児島での生活の総決算をしてきた感じです。

おすすめの記事
かとう歯科ニュースレターバックナンバー

まぼろしのひとこと

歯に関するお悩み無料相談

ページの先頭へ



ページトップへ

ニュースレター目次

前のページに戻る