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2014.08
よそのお宅のメニューって気になりませんか?「明日夕御飯御馳走になります」って前もって知らせておけば、そのお宅の「ハレ」の日のメニューが登場するでしょう。私が初めて家内の実家で食事に呼ばれたとき、メニューは忘れたんですけど、御馳走が大量に用意されていました。味も口に合い、私もまだ若かったんでちょっと無理してお腹いっぱい食べました。あとでお母さんが「たくさん食べる人なんだね」と言ったそうです。(笑)ハレの日のメニューはわかりましたけど、普段どういうものを食べているかは想像がつきません。その昔、知り合いが「フランス料理の先生」と結婚しました。私も若かったんで「さぞかし毎日美味しいモノを食べられるんだろうなあ」と羨ましかったんですけど、聞こえてくる話は想像とは逆の「料理下手」の噂。いったいどういうことかと言えば、ハレの日は上手だけど、ケの日は千葉の田舎料理。(笑)この「ハレ」と「ケ」のさじ加減が非常に難しい。別の知り合いのある御家庭は5つのメニュー(ハンバーグ、とんかつ、エビフライ、オムライス、カレー)をローテーションで出せば旦那さんは文句を言わないんだそうです。それって、お子様ランチでしょ!ウソかと思ったら、ホントの話でした。(笑)
我が家は、私と妻の実家のメニューをベースに鹿児島でのひとり暮らしを経験した男女が結婚しました。両方とも実家から6年離れているので、実家の料理に影響はされつつもイコールではありません。そこで結婚を機に、食に関してその昔、実家で気になっていたことを解消すべく、家内にあることをお願いしました。それは「洋風、和風、中華風をゴチャゴチャにしない」ことです。味噌汁を酢豚と一緒に出さないとか、洋風の主菜にはパンかパスタを出すとか、そういう決まりをお願いしました。ハンバーグなら和風キノコソースには御飯と味噌汁はOKですが、デミグラスソースなら味噌汁じゃなくスープでしょ!という感じです。「えーっ!」という声が聞こえてきますが、これはルールとしてお願いしているわけで、そうじゃない場合もたまにはあります。まあ、そういう決まりを提案できたのは私が昔からそれほど「ごはん」が好きじゃないからでしょうね。おかずが何も無くても御飯と味噌汁だけあればOKっていう男性、まるで農協の回し者みたいな「何はなくても米のメシ」っていう人がいますよね。私はこれとは正反対です。昼、夜続けて麺類とか、朝昼夜とパンでも大丈夫です。逆に3食白米はイヤ。(笑)
家内が診療所にあまり顔を出していなかった時期は家事労働時間に余裕があったんでしょう。それなりに、原則は守られていました。近頃は家内も長時間診療所に居るんで、そういうワケにも行かなくなっています。夫婦ふたりだけなら適当に終わらせるんですが、なぜか今年から2人も独身男がいます。こいつらは結婚するまで出ていく気は無いようです。一人暮らしから帰還した次男がなぜか大量に食べるので、我々は以前よりも一生懸命に料理しています。こいつはひとり暮らしを長くさせたんですが、自分で料理することに関心が向かなかったようです。今でも一人で家にいて、昼に何か食べないといけないときには、ククレカレーを温め、冷凍うどんを茹でてカレーうどんにして食べる以上のことはしません。自分では料理しない割には味にうるさく、困ったものです。本人が将来結婚したら奧さんとどういうバトルが起きるか今から楽しみです。
家内と二人で帰宅後調理を始めて、40分ぐらいで食べられる料理って難しい。ショウガ焼きに味噌汁なら楽勝ですが、毎日これじゃねえ・・。和洋よりも短時間でできる中華メニューが多く登場します。だから中華の料理教室行きたかったんですよね・・・。一番簡単で美味しいのが麻婆豆腐。陳建一のレシピが美味しい。材料をキチンと揃えて、書かれたとおりに肉をカリカリになるまで炒め、きちんと豆腐にも火を入れれば四川飯店と同じ味です。これは冷めないので先に作っておいて、炒め物系をもう1品。急いでいるときに良く作るのがシュウマイ。挽肉とネギとホタテの缶詰を調味して、蒸籠にキャベツを敷いて、その上に並べて8分蒸せば完成。逆に餃子は手が掛かるので、休日のお楽しみメニューになっています。以前は夜にパスタもアリでしたが、今は私がほとんど炭水化物を摂らないので、休日の昼のメニューになっています。冬場は鍋も多いです。50度洗いする必要なく野菜が大量に摂れるし、キープしてある冷凍玄米おにぎりを投入して雑炊にできるので良いです。魚は魚焼き器で焼ける魚(サンマ、アジ程度)は食べます。生の刺身は避けています。衣の付いた揚げ物系はあまり食べません。子供のために、たまにはとんかつもしますが、キャベツを50度洗いするのが面倒なようです。(笑)常備菜はひじきの煮物をリクエストしています。ヒマなとき、気が向いたら自分でおからを作ります。穀物は短時間でできる白米が多いです。玄米は時々。基本的に夜に炭水化物は摂りませんので、ごく少量です。
さて、よその家の献立を見ていかがですか??時間かけない割には、いろいろ大変そうに見えるでしょ。健康で長生きすることと美味しいモノを食べることを両立させるとホントに大変です。毎日「ハレ」の料理を食べ続ければ肥満、糖尿、高血圧で、そのうちに三大成人病へ一直線です。といって、毎日「ケ」の料理ばかりじゃ何のために生きているのかわかりません。まあ、これだけ食べることにうるさい男に付き合ってくれている家内には感謝しています。しかし、50度洗いは本来家内の健康のためなんですよね、スタートは。(笑)
どこから辿り着いたかよくわからないんですが、面白い話に巡り会いました。話の基本は本のタイトルどおりです。「アルツハイマー病が劇的に改善した!」話です。アメリカの女医さんが配偶者である若年性アルツハイマーの男性にココナツオイルと中鎖脂肪酸を使ったら劇的に改善したという実話です。
認知症の検査にはいろいろありますが、この本に出てくる印象的な検査が右の「時計の絵」です。これをいろんな人に書いてもらって、夏休みの自由研究にするって面白いけど、どうでしょう。書いてもらった人にはホントのことを言った方が良いと思いますけど、「認知症の検査」って言ったら怒られるだろうなあ・・・。(笑)
本の中で若年性アルツハイマーの患者さんは大さじ2杯程度飲む(食べる)んです。これで脳に栄養が行くようです。たぶんまだアルツハイマーじゃない(と思っている)私も試しに15g食べてみました。冷蔵庫に保管していますので、固まっています。最初はコーヒーに浮かべて溶かしながら飲んでみました。まあ、ココナツ風味のコーヒー。油がカップに残るのがイヤなので、固まったココナツオイルをそのまま食べてみました。甘ければ「ココナツ風味のホワイトチョコ」と言われてもわからないかもしれません。じゃあ、砂糖を混ぜて、チョコと合わせれば「脳に良いチョコ」の完成!です。お菓子はいろいろと作ったことがありますが、チョコレートはあまり扱ったことがありません。今回は試作ということで、お許しください。「あらら、私の方が上手だわ・・。」程度に思ってください。(笑)
女医さんは旦那の病気に新しい良い薬を求めて、治験に積極的に参加します。しかし、いくつも応募するんですが、あまりに病状が進行していて治験の対象外となります。たまたまMCTオイル(中鎖脂肪酸油)の治験論文を発見し、いろいろと勉強します。そして、この治験だけが「症状の改善が見られる」と書いてありました。他のクスリは「維持」ばかり。たぶん、その時点では完全な「ダメもと」だったでしょう。「まあ、効かなくても毒じゃないし・・。」程度の認識だったでしょう。彼女は乳幼児の治療をしていたので、中鎖脂肪酸が母乳にも含まれていて、人工乳に必須であることは知っていました。たまたま自然食の店で検査の前日にココナッツオイルを買い、翌日認知能力検査の数時間前にオイルを飲んで出かけます。すると検査結果は前回より6点改善。30点満点ですから、かなりの改善です。それから毎日朝と夜に飲みます。その結果、彼の行動はキビキビとしたものになり、より「普通」に近づいていきます。と、言っても所詮は「ダメもと」ですから、本命のクスリを求めて治験を開始します。しかし、治験薬を飲むと症状は悪化するばかり。治験薬の服用を中止して、ココナッツオイルだけにすると改善します。2008年に彼女は「アルツハイマー病の治療法があるのに誰もそれを知らないとしたら?」というレポートを公表します。この報告に何千通ものメールや手紙がやってきます。実際に試した人達からの結果報告も多く、それをまとめたのが右のグラフです。良いことばかりのようですが、副作用も少しあります。大量に摂取すると下痢する人がいるようですので、徐々に量を増やした方が良いようです。いずれにしろ御興味のある方は、本を買って読んでみてください。
今回これだけ頑張って、2回分ですから・・・。(汗) 痴呆症予防に少量摂取する方はこれでも良いかもすれませんが、ちょっと大変。ココナツオイルはすぐ溶けるけど、チョコを溶かすのは大変。チョコの代わりにココアパウダーで良いような気もします。溶けにくいココナツシュガーは使わない方が良いようです。意気込んで1キロも買ったんですが、これには使えない・・・。やさしくて良い甘味なんですよ。これはビールで使います。モルトだけじゃなく副原料として黒砂糖や蜂蜜を入れるんですが、これが入ればココナッツシュガービールです。ココナツシュガーはGI値が低いんでいろいろと料理にも良いと思います。