千葉県千葉市の加藤歯科・歯科医・歯医者では審美治療 ・メタルフリー治療・矯正治療 ・歯周病治療・インプラントの治療を行っております。
2012.10
院長 加藤昭浩
10年ほど前に歯科界の有名人がCT,CEREC,歯科用顕微鏡の3つを「三種の神器」 と呼び、ちょっとしたブームになりました。
御存知のとおり「三種の神器」とは日本の 歴代天皇が継承してきた三種の宝物のことです。八咫鏡(やたのかがみ)、八尺瓊勾玉 (やさかにのまがたま)、天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)のことです。
神話時代 からの伝承物ですから、「ホントかよ!」と突っ込みたくなるところではあります。 この三種の神器は皇位継承の際に代々伝えられてきたことになっていて、天皇の正統 性の象徴と言われています。
歯科の世界の「三種の神器」を揃えたら、歯科界の「天 皇」になれるのかはわかりませんが、ついに9月23日にかとう歯科にも最後の一つであるCTが導 入されて、これでCT,CEREC(6年前導入)、顕微鏡(4年前導入)が揃いました。
私としてはCT に関してはそれほど欲しいと思ってはいませんでしたが、雑誌が「CTの無い歯科医院ではインプラ ントはやらない方がいい!」みたいな記事を書いたりするんで仕方なく購入しました。(涙)CTが あればなんでもOKのような記事を見ると、「わかってないなあ・・・。」と思います。人間の顎骨 には過去の感染による毒素が残っていることがあります。極々稀なケースですが、何の原因もないの にインプラントを入れて骨に着かない場合があります。入れて数週間で感染を起こし、脱落します。 そういう場合は一度インプラントを抜いて、キズが治るのを待ちます。1ヶ月ぐらい待って、再度埋 めるとキチンと着きます。あくまでも想像ですが、過去に抜歯した原因(根の先の病気の細菌?)が 残っているのではないかと思います。そういう部位ははかなり昔に抜歯して、見た目は全くキレイな 骨です。見た目がキレイなだけで、特に警戒もせずに埋めると大変です。でも、インプラントを再埋 入すると上手くいく理由は、1回目のインプラントのオペによって炎症が起こり、血流が増え、 残っていた毒素を膿と一緒に洗い流してしまうんだと思います。夜中、指先に蚊に刺されていたの に、朝になって身体を動かしてしばらくしてから痒くなるような経験をしたことありませんか?身体 にとって不都合なモノを必死に隠しておいたのに、血流が増えたことで明らかになってしまう。
それと同じでしょう。残念ながら、そういう「骨質」はCTで見つけること はできません。
でも、ゼロサーチでは検知可能なんだそうです。(笑) 「そんなにイヤなら買わなくても良いんじゃないの?」と言われそう ですが、実際にはCTだけじゃなくセファロもセットにして買いました。
セファロとは矯正治療の際に撮影する規格撮影です。これで骨格や歯列 の計測をして、治療方針を立てる大事なレントゲンです。
以前は東京歯 科大学まで撮影の依頼をしていましたが、やはり面倒でしたから、これ は良かったです。
子供の場合、セファロを成長と共に撮影できるので非常に良いです。家内が診療に 完全復活するようになり、乳幼児期からの矯正治療に力を入れようと思っていますので、これは必須です。
子供の不正咬合は生後1ヶ月でだいたい想像できるそうです。詳しくはいずれ書きますが、 矯正歯科医のお嬢さんが産科を開業し、出生間もない乳児の歯型を取ることができて、出生時と 一ヶ月後の歯型模型の比較をしてわかったんだそうです。(笑)
映画「テルマエ・ロマネ」を御覧になりました?あの中で「平たい顔族」と呼ばれていたアジア系の顔を、鼻の高い美人系の顔にする装置のセミナーに予約しました。
まあ、鼻を高くすることが目的ではなく、呼吸を自然に鼻でできるようにすることが目的なんですが、結果として美人顔になります。(笑)
以前に上顎を側方に拡大する装置の話をしましたが、これも鼻呼吸できるようにする装置です。口を閉じて鼻で呼吸できれば、歯並びは自然とキレイになることもあります。
矯正治療は審美の改善が目的と思われています。確かに、歯科治療に来る患者さんの第一の目的は「見た目の改善」です。しかし、「より良く生きるための矯正治療」があっても良いのではないでしょうか?
「生きる」の音は「イキル」。つまり「息をする」ことです。息をする通路(鼻呼吸)を確保する治療は、文字どおり「生きるための治療」です。「口で呼吸すれば良いじゃん!」と思う方もいるでしょうが、口呼吸の弊害は悪い歯並びや歯周病だけではありません。慢性化した副鼻腔炎や歯周病のために多くの疾患が引き起こされるという考え方(病巣感染説)もあります。心疾患、腎疾患、神経痛、関節痛などが「疑いアリ」とされています。また、口呼吸により上部咽頭に炎症が起き、何らかの刺激により喘息発作を引き起こすという説もあります。年に何回も救急車に来てもらい、数週間の入院をくり返す子供を持つ親の苦労は計り知れません。すべてではないでしょうが、呼吸の改善によって症状が良くなる可能性は捨てきれません。右の写真は矯正の規格撮影です。どちらも小学3年生なんですが、上の子供の首の角度がすごく前に傾斜しているのがわかりますよね。上の子供は鼻呼吸ができず、口で呼吸をしています。下の写真で歯の上に黒い部分がありますが、これは副鼻腔です。本来黒く見えるのが正しいのですが、上の子供は炎症で白くなっているのがわかります。慢性副鼻腔炎のために本来は空洞であるべき部位に膿が溜まっているか、粘膜が腫れているのです。
「矯正は歯を小臼歯4本抜いて、見た目をキレイに並べて終わり」って思っている方も多いと思います。
たぶん歯医者ですらそう思っているかもしれません。たしかに、今まではそれで良かったかもしれませんが、視点を変えると違った治療法が必要になります。
この視点による治療は「息」を改善する、つまり「生きる」基本を改善する治療です。見た目を改善するだけの歯科治療とは次元が違います。
しかし、それだけに診断が「いのち」です。多くの方法論の中から、一番望ましい方法を選び出すのは非常に難しいことです。
子供の年齢、中学受験や転勤、費用の問題、審美第一なのか、機能第一なのか、などなど「正解を見つけだす」ことは非常に難しくなりました。
お陰様で我が家も、子供からほとんど手が離れる時期になりました。その結果、家内がほぼフルタイムで診療室にいてくれて、涙が出るほど嬉しいです。(笑)
彼女に母親の視点で噛み合わせを見てもらうための道具として、「正解」を探す道具として三種の神器は非常に有効でしょう。
でも、もしかすると、この三種の神器は「女帝」の正統性を示すために揃ったのかもしれません。(汗)
2ヶ月に1回、例のバイオレゾナンス医学会が開かれます。2年間通って、ようやく「この人達はウソは言っていない」と、思えるようになりました。(笑)
彼らは病気の原因を、化学物質(農薬、殺虫剤など)、食べ物(牛乳、生野菜など)、電磁波(ハイブリッドカーや電車、高圧電線など)、歯科金属を含む重金属、それに「ストレス」としています。
残念ながら、この五つの原因から完全に逃れて生活できる都会人はいないと思います。
前々回「私の健康法」を書きました。まあ、超閑人じゃないと実行不可能なメニューが10個並んでいます。
でも、実はもう一つ、11番目の項目が増えました。それは「生ものを食べないこと」です。「また変なこと言い出した」と思ってるでしょう。(笑)
はじめてこの話を聞いたときに、私も「ウソ!」と思いました。だけど、ホントなんです。その昔、医学部では教育しているのに、歯学部で教育していない科目が二つありました。
一つは脳神経外科、もう一つは医動物学でした。それ以外は眼科も婦人科も精神科も内科も外科も授業がありました。耳鼻科の先生は「医学部よりも耳鼻科の講義数が多いかも。」なんて言ってました。(笑)「医動物」って聞いたことないと思いますが、回虫などの寄生虫のことです。衛生環境が良くなりすぎて、日本では近頃は見かけません。そのせいか、医学部でも授業から外す大学もあるようです。しかし、世界中にはいっぱいいますし、国内でも普通に生息しています。この医動物の中に「糞線虫」(右上の写真)という寄生虫がいます。2ミリほどの大きさで糸くずのように見えるようです。犬を飼っている人は聞いたことがあるかもしれません。これは土の中から経皮的に人間に感染すると言われています。糞線虫単独でも病気を起こします。この糞線虫が生野菜を経由して体内に入り込みいろいろと悪さをすると言うのです。また、糞線虫はその体内に多くの寄生微生物を持ち、それが一緒に運ばれ、病気の原因になります。アニメ的に言えば「戦闘空母」のイメージです。これが未成熟牛糞などの有機肥料に大量に存在し、根から野菜に入り込み、そのまま体内に入ってくるのです。生野菜をたくさん取ることは健康法の基本と言って良いでしょう。「生野菜は身体に良い」って言いますよね。いろいろな健康法にもそういう風に書いてあります。私がマネしている西式健康法も生野菜は積極的に摂るべき食品です。ただ、健康法が産み出された大正、昭和初期と時代が違います。今の生野菜は化学肥料と農薬で育つのが普通ですからダメです。有機野菜も奇跡のリンゴができるぐらいの土壌で作った野菜じゃなければ、生の状態では食べられません。バイオレゾナンス学会の会長である矢山先生の病院には入院患者もいるので、食事も作らなくてはいけません。元気になりつつある入院患者の楽しみは食事です。そこで提供される食事が「毒入り野菜」というわけにはいきません。
生野菜のシャキシャキした歯ごたえは食の楽しみの一つです。いくらカラダに良いと言っても、全部がクタクタの煮た野菜ばかりじゃ彩りも悪いし、食欲も湧きません。近頃「50度洗い」って聞きますよね。
「野菜を50度のお湯で洗う」っていう話。萎びたレタスとかシャキッとする話を聞いたことあるでしょ。もうブームは過ぎたかもしれないけど、50度洗いをすると生で葉物を食べることができるようになります。
ネットで調べるとたくさんヒットしますので、検索してみてください。温度が下がり42度を下回ると逆に細菌が活発に繁殖し、早く腐ります。レタスは見た目も食感も生と同じ状態で食べられます。
同じ発想で、「低温スチーム」という方法もあります。これは全く新しい調理法です。
アスパラガスは茹でるよりも、焼くよりも、遙かに歯触り良く美味しく食べられます。
非常におすすめです。本もでています。アスパラガスはボウルを被せて加熱します。
右の写真はボウルを外した状態です。この方法だと細菌や寄生虫は90%以上死滅するようです。