ビーフシチュー・スポーツクラブ・白髪が黒髪に・千葉県千葉市美浜区稲毛・稲毛海岸の歯科医・歯医者・かとう歯科

かとう歯科ニュースレター Vol.36

2012.2

　新年初のニュースレターです。今年もよろしくお願いします。今回は 発行が遅くなっちゃいました。気が乗らなかったわけじゃないんですけ ど、書く気にならないってありますよね。大作家でも書けないことがあ るんですから、私が書けなくても不思議じゃないよね。（笑）まあ、書 けない原因はハッキリしているんですよね。それは本を読んでいないか ら。食事してないのにウンコがいっぱい出たらおかしいですよね。それ と同じ。なんで本を読まなくなったのか・・・、と言えば、テレビを観 ているんです。実は年末にトヨタカップを観ていて、サッカーのバルセ ロナFCのファンになっちゃいました。スペインサッカーを観たくて、今 さらながらWOWOWに入ったんですよ。いやー、面白い。完全にスペイン サッカーにハマっています。さらに悪いことに、WOWOWはテニスもやっ ているんですよね。それも、ダイジェストじゃなくて、最初から最後ま で・・・。全豪オープンで錦織が活躍したんで、全部見ちゃいました。決勝も夕方６時から 夜の１１時まで観てしまいました。今までの私の生活には無かった時間の使い方です。サウ ナにも行ってるし、あー、今さらながらに１日が２４時間じゃ足りない。

院長　加藤昭浩

ひとこと その50 「オヤヂの味」？

　次男がひとり暮らしを始めて約１年経ちます。いろいろと大学に落ちて、学部は違うんですが、結 果として長男と同じ大学に入ってしまいました。理系なので実験などが多く、自宅から通うのは ちょっと無理のようです。長男が３年になって自宅から通いやすいキャンパスに変わったんで、長男 と入れ替わりでひとり暮らしを始めました。１時間半ぐらいで帰ってこれるんですが、ほとんど 帰ってきません。さすがに年末に帰って来るというので「何が食べたい？」と聞いたら、「ビーフシ チュー」。あれ？彼が言う「ビーフシチュー」って、なんだろう？うちの子供にはどんな料理を 「ビーフシチュー」って呼んで食べさせたっけ？・・・。

　みなさんの思っている「ビーフシチュー」ってどんな料理ですか？ニュースレターVol.4に書きま したが、私の料理の原点は鹿児島でひとり暮らしをしていた頃に買った圧力鍋です。まあ、これも父 親のマネなんですけど。その圧力鍋で肉を炒め、野菜を炒め、水を入れて煮る。そこにインスタント のルーを投入する。これだけ。カレールーを入れればカレーの完成です。ハッキリ言ってこれがその ころの「ビーフシチュー」でした。結婚してもう少し料理に時間を掛けるようになって、肉が変化し 始めました。牛のテールを使うようになったんです。テールを圧力掛けて 煮込むとビックリするぐらいの脂が出て、肉も骨から簡単に外れて、調理 しやすくなります。たいてい冬場の料理なので、脂は鍋を一晩外に出して おくと、上に浮いて固まります。それを取り除き、骨は捨てます。残りの 肉片とスープにタマネギ、ニンジンを加えてもう一度圧力をかけて１０分 ぐらい煮ます。そこに市販のルーを加えて味を調え、完成。圧力を何回も かけると肉も崩れてしまうので、パスタに絡めて食べることが多くなりま した。たぶん、次男にはこの辺りのものを「ビーフシチュー」として食べ させていたんじゃないかと思います。

　改めて彼からリクエストされると、妙に恥ずかしくなり、あらたに研究 をはじめました。当然、世の中の「ビーフシチュー」を食べることからス タート。根岸の香味屋、浅草のレストラン大宮、Dancyuに載っていた平河町のオー・プロバン ソー、稲毛海岸のロイヤルホスト（笑）などなど食べてみました。今までも気になっていたので、こ れら以外にもけっこうしつこく食べています。でも、洋食屋さんのビーフシチューはウチのとは全く 違います。洋食屋のビーフシチューは「肉」が大きくて存在が目立って、ドーンと皿の中央に置いて あり、ソースが少量。非常に肉を大事にしています。レシピを聞くと使う肉が違います。和牛のバラ やモモの大きめの塊をたこ糸で結んで、崩れないように調理する店が多いようです。ステーキは見る からに「肉」なんですけど、ビーフシチューもやはり「肉料理」なんですね。家庭料理としての 「ビーフシチュー」は汁が多く、牛のスネ肉を使い、一緒に入っている野菜は柔らかく煮崩れてい る。でも、なんでこういう２系統のビーフシチューがあるのか疑問に思いませんか？この辺を、また Wikipediaで調べてみると面白いことがわかりました。家庭のシチューは海軍のメニューからの派生 だそうです。カレーの流行と一緒です。

　あまり深く考えたことなかったんですが、洋食にはドミグラスソースを使ったメニューが多いです ね。ハヤシライス、ハンバーグのソース、ステーキのソース、オムライスの上にかけたりもします。 昔、洋食を作り始めた人達は日本料理の「ダシ」と同じ感覚でこの「万能ソース」をベースにいろい ろな料理につかったんでしょう。「ハウスのビーフシチュー」とか市販されているルーはこういう 「合わせ調味料」的なものの合体でできているんですよね。だから、ドミグラスソースを自作しない 限りは、完全に自作したことにはならないわけですが、これが超めんどくさい。実は昔、作ろうと 本気になったことがあるんですけど、一度にできる量の多さと子牛の骨とかの材料を集めるのが大 変なので諦めました。骨髄からダシが出るならテールで作ろうと思ったわけで す。缶詰のドミグラスソースを使うのもちょっと癪に障るんで・・・。（笑）

　ロイヤルホストが家庭のビーフシチュー系で、肉が小さく、汁が多く、ニン ジン、タマネギなどの野菜がココットに入っています。昔はパスタも入ってい ました。専門店が3000~4000円なのですが、ロイホは1280円。ちょっと 脂っぽいけど、専門店に比べれば、安くて美味しいかも。私、ロイホ好きなん ですよね、昔から。デザートも３０年前から変わらないし。（笑）

　一般には「オフクロの味」って言いますけど、小さい頃からすり込みされた味覚って、怖いですよ ね。長男は多少自炊していたようで、うちから持っていった肉まんやレトルトのシュウマイを中華蒸 籠で蒸しなおして食べるとか、けっこうマメに調理活動をしていたようです。これに対し、次男は全 く自炊していないようです。それでも次男は味には意外とうるさいです。もしかして、ウチの子供の 中で一番味がわかるかもしれません。女性からすると一番困ったタイプです。文句は言うけど自分 は動かない。でも、こういう男の彼女は全く料理ができなかったりするんですよね、きっと。（笑）

スポーツクラブ半年経過しました。

　８月からスポーツクラブに通っている話は以前ご報告したとおりです。半年通って、プール１回、 マシン１回しか利用していません。もったいないと言えば、もったいないけど、走ったり、マシン で筋トレしたりするのが好きじゃないんです。ある日本人の気功の先生がしてくれた面白い話を聞い て、勝手に納得しています。1980年頃、彼は中国のお寺で修行していて、トレーニングのために毎 日走っていました。ある日、９８歳の老先生に「全力でかかってこい！」と言われたので、ちょっ と力を抜いてタックルしたら簡単に投げ飛ばされました。ちょっとムキになって本気で掛かっていっ たのに、指先で軽々と投げ飛ばされてしまいました。もともと柔道や空手をやっていて、腕力、体力 には自信があったんですが、全く歯が立ちませんでした。その老先生に、そういう息があがるよう なトレーニングは一切やめて気功や太極拳などに変えた方が良いといわれたそうです。

　私は天の邪鬼なんで、世の中の多くの人が東京マラソン目指して走っているとイヤになります。こ れからマスターズの陸上に出るとか、重量挙げの種目に出るなら、走ったり、筋トレもやりますけ ど、私が振るのはせいぜいフライフィッシングの竿で、持ち上げるのは歯科治療の道具くらいです からね。あとは観光旅行程度なので毎日歩いて通勤すればもう充分。結局、スポーツクラブの施設 はサウナと風呂しか使っていません。サウナはクセになりますね。最低週に３ 回入りたいですね。でも毎日入るとヘロヘロになります。（笑）

　何か良い事あるのかって。へへへ。あるんですよね、これが。私のモミアゲの 部分はかなり前から完全に白髪になっていました。ある日、気がついたんです けど、ここが黒く変わっているんですよね。まだまだ３０％ぐらいしか黒くなっ ていませんが、明らかに黒が増えています。どうして解るかって？だって、完璧 に真っ白だったんですからね。１本でも黒くなれば気付きますよ。果たして、１ ００％まで回復するのでしょうか・・・。みなさん、黒くなった理由が気にな るでしょ。もう少し黒くなったら教えてあげます。（笑）

第二次大戦初期にヨーロッパで生まれ、 ナチスに踏みにじられる前に、苗木１本 だけアメリカに届けられました。
1945 年、ベルリン陥落の時に名付けられた 「PEACE」世界で一番有名なバラです。

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