そういう話題を書くと
そういう患者さんがくるんだよね。
何の話かといえば、
近頃話題の喫煙者のインプラント。
まあ、言い訳のように
聞こえたら、言い訳です。(笑)
千葉市美浜区で
成人の抜かない矯正と
噛み合わせ治療と
子供の早期矯正をやっている
歯周病専門医です。
一般歯科、インプラントも。
全ての人に「本当の健康」
を届けたい!
そのためにいろいろやってます。
今では完全に
「喫煙者は治療しない」
と言っているかとう歯科ですが、
うちも世の中の禁煙の流れに
沿って、存在しているので
開業当初は区別なく診ていました。
診療所の設計段階では
「灰皿はどこに置きますか?」
などという会話が存在しました。
私の中では(個人的にはちょっと喫煙者でした)
「喫煙は健康の対極にある」
と、思っていたので、
開業当初から「院内は禁煙」。
今は「歯周病専門医なので
タバコを吸う方の診療はしません」
と、いう言い方をしていますが、
開業時(1990年)、タバコと歯周病は
無関係でした。
これが騒がれ出したのが
「FLOSS OR DIE !」
のタイトルのニューズウィークから。
多分1995年でしょう。ブログ
ちょどその頃、ヘビー喫煙者で
歯周病患者にインプラントを入れて
脱落していました。
「これって、
タバコのせいじゃない?」
と、気づいたのは早い方だったでしょう。
以来、いろいろとトラブルもあり、
現在は完全禁煙になりました。
そんな時代の患者さんが
やってきました。
近所の方で初診は多分1990年。
前歯2本治しました。
それ以来、ちょくちょく
来ていましたが、ここ10年ぐらい
音信不通。
勤務地が変わり、勤務地の近所の
歯医者に行っていたそうな。
1990年に青い矢印2本治しました。
赤い矢印のインプラントを
2007年に入れました。
喫煙者という記憶がないけど、
彼は今も「喫煙者」。(笑)
彼の主訴は
「前歯2本を
インプラントにして欲しい!」
・・・。
困ったねえ・・・。
左下のインプラントは
すでに15年経過しても
ぜんぜん無傷。
右上が壊れて、噛み合わせの
高さがズレて、前歯を壊したのでしょう。
前歯はタバコの煙があたるから
歯周病的にも問題がある。
前歯のインプラントは
審美的に作るのも難しい。
「事故で折った」とか
特殊な場合以外
基本的にお勧めしません。
右上の奥歯は崩壊するでしょう。
それを防ぐためにインプラントが
使えると非常に有利。
彼は今、71歳。
インプラントをやろうと思う
モチベーションのある人に
入れ歯の話をしたら怒られるよね。
「言い訳」に聞こえた?(笑)
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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かとう歯科、矯正歯科
千葉市美浜区稲毛海岸4-14-5
TEL 043-243-4182
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