「どうして矯正治療をするんですか?」
という質問はおかしいですか?
うちに定期検診で来る患者さんに
抜歯矯正をした方が7〜8名います。
この人たちは私が「抜歯矯正」した人
じゃなくて、歯周病のために来る人。
キレイに整っている人もいるし、
ガチャガチャになっている人もいる。(笑)
3ヶ月に1回、真面目に来る人が
多いのは自分の歯が大事と思って
いるんでしょう。
普通よりも4本も少ないからね・・・。
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千葉市美浜区で1990年から
歯周病専門医として
歯を守ることの大切さを
伝道し続けています。
成人の抜かない矯正と
噛み合わせ治療と
子供の早期矯正、小児歯科
一般歯科、インプラントも。
全ての人に
「本当の健康」
を届けたい!
そのためにいろいろやってます。
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昨日の福岡のMEAW勉強会では、
「抜歯矯正」の話題が出ることが多い。
単に「批判」するわけではなく、
「なぜ小臼歯を4本も抜くんだろう?」
という疑問が最初にあります。
「コロンブスの卵」じゃないけど、
「上顎を広げれば
抜かずに済むでしょ!」
これに気づいた時の衝撃は
今でも忘れません。
なぜなら、
私も抜歯矯正の被害者であり、
次男に対する加害者・・・。
抜歯矯正はもともと狭い上顎(白い丸)に
後から生える永久歯(赤い丸)を
キレイに入れるために
他の永久歯(青い丸)を間引く治療。
見た目だけが整い、咀嚼機能は落ちる。
MEAWや顎顔面矯正は
狭い上顎(白い丸)を広げて
必要十分に広い顎(黄色い丸)にする。
歯のエナメル質はその人のDNAに
最も忠実に作られるそうです。
本来、DNAに書かれている内容は
人間の「あるべき姿」のはず。
そうであるなら、
「間引く」のではなく、
「広げる」のが正解。
正解だけど、大人だとなかなか
難しいこともあります。
それならば、
大人になる前に拡大しましょう!
と、いうのが顎顔面矯正。
なかなか普及しないけど、
情報が広がらないのは
やってる人が少ないから。
我々の努力不足ですかね??(笑)
昨日の勉強会に出したのはこれ。
永久歯が2本足りない。
いろいろな歯医者を巡って
相談してきたらしい。
「どうせ本数が足りないんだから
上も抜いて抜歯矯正でしょ。」
と、何軒も言われた・・・。
うちのブログも読んでくれたのか?
結局、MEAWを使って、
下顎の足りないところには
ジルコニアインプラントの予定。
本当の「永久歯」にするために
努力しています。
メール相談はいつでもどうぞ。
最後までお読みいただいて
ありがとうございました。
自立して生きる
人生100年社会を作る!
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かとう歯科、矯正歯科
千葉市美浜区稲毛海岸4-14-5
TEL 043-243-4182
小児矯正のブログはこちらをどうぞ。
こちらにもあります。
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