ニュースレター

ニュースレターVol.94 2022年6月発行

2023年7月27日 ニュースレター

 皆さんお元気ですか?6月です。もう梅雨ですね。

「ジメジメして雨がキライ!」という人と、「アジサイがキレイだから好き!」という人もいて、

ハッキリしない季節でもあります。私は後者で、このシトシト雨の降る雰囲気は好きです。

アジサイを愛するほどじゃないけど、好きです。

一時期、鹿児島のアパートでバラを育てていました。

自分でも昔から「変な男の子」だったなと思い出すことがあります。

ウチの患者さんには私の母親を御存知の方も多いと思います。

ちょっと独特な雰囲気の女性でしたよね(笑)。

結果、私もかなり変わった少年になったと思います。

子供の頃に住んでいた家は庭があり、母親はそこで花を育てるのが趣味でした。

父親もバラが好きで、苗を買ってきて植えていました。

庭できれいに咲くと母親は私に花を学校に持たせました。

私はそれを言われたまま持参し、生花の心得のある女子が活けてくれました。

小学校時代の話です。

昔は今よりも「男と女」の差を意識させるようなところもあったハズなんだけどね。

後年、鹿児島に一人暮らしするようになって、部屋に花を飾っていたら、

たまたまやって来た鹿児島出身の同級生にものすごく驚かれました。

彼は極端な鹿児島人じゃなかったけど、「男」と「女」の身分が大きく違う鹿児島じゃ

「女っぽいこと」を男がするのは「悪」というより「異次元」だったのかもしれませんね。 

   

 

ひとこと:ブログ1000回投稿。ご迷惑をお掛けしました。(笑)

 20197月から書き始めたブログがお陰様で1000回を過ぎました。

このブログを書く行為は「1年365日を達成する」のが最初の目的。

ビジネス書を紹介するメルマガで、紹介されていた本をたまたま買って読んで、

たまたまセミナーが近日にあって、なにげなく出掛けてみたのが運の尽き。

セミナー講師の「人生が絶対に変わる!」という言葉に乗って、軽い気持ちで書き始めました。

「書こうと思えば文章は書ける」と簡単に考えていましたけど、

2ヶ月に1回このニュースレターを書く文章の量とは雲泥の差。

「毎日、最低800文字以上。日記じゃダメ。それなりの意味がないとダメ。

ある意味で『営業』にならないとダメ。遊びじゃなくて、仕事だからね。・・・」

いろいろと制約のある中で、書き始めました。

文章を書いて、それがそのままエッセイになってしまうような文筆家のレベルではないのに、読む人がいるのか?

何のために書いているのか?そんな難しいことを言わず、とにかく書いてみましょう、というスタート。

当然、書いたモノを見てもらわなくちゃ意味がないので、Facebookにあげています。

先日Googleのシステムが変わったらしく検索しても見つけにくいですけど「ブログ かとう歯科 千葉 稲毛海岸

ぐらいまで入れると発見できると思います。

とりあえず、書くことは書けるけど、最初は投稿したものを「誰かが見ている!」と思うと、恥ずかしいんですよね。

Facebookって歯医者の友達や高校、中学の同級生も見ているんです、当たり前なんですけど(笑)。

そんなところに、毎日投稿するんです。やはり、ブログの出来が悪い日もあるんですよ。

体調が良くないとか、気分もイマイチで時間もない、など良い文章が書けない方が多い。

しかし「毎日書くこと」が第一なので、投稿する。そうすると友達が「面白くない!」と言ってくる。

「そんなこと自分が一番わかっている!」と、言いたいんですけど・・(笑)。

でも、そういう風に言ってくれる男が毎日読んでくれていたりして・・・。

そういう話をブログの講師にすると「そんな心配するほどには誰も読んでないから。」と言われます(笑)。

セミナーに来た7人のグループでスタート。そのグループ内は全員のブログを読みます。

のうちにメンバーの税理士さんがお客さんのことをネタにしたらクレームがあったらしく、途中で離脱。

国会議員秘書の人は途中で退職して、カリスマ家庭教師に。

あとは整体師、行政書士、おそば屋さん、ふれあい動物園の園長に私。

キッチリ1年で園長がブログ投稿を離脱、家庭教師は1年半で離脱。

残りの4人が1000回達成でした。

こ の「365日ブログセミナー」は1年で終わりかと思ったら、2年目、3年目がありました。

今年の3月末に3年目が終了して、今は自由の身。でも、ブログを書き続けています。

グループ人数が減ったので、さらに、今年の3月に新しいグループに入り直しました。

今度は15人。前回のグループは全員初心者でしたが、今回は半分が経験者。

私よりも長い人もいます。5年とか・・・。みなさん、上手にブログを仕事に結びつけています。

私はと言えば・・・。イマイチ繋がっていません。ニュースレターはどうかといえば、それも・・・(笑)。

ブログを書き始めた理由は、ニュースレターで取り上げている 「顎顔面矯正」を普及させたいからなんです。

この治療法は日本では2015年ぐらいからセミナーが始まった、ものすごく新しい治療法なんです。

昔から入れ歯を使う「床矯正」というモノはありました。

床矯正は取り外しが子供でも自由にできるので、効果が上がらず、

徐々に装置が合わなくなって、いい加減に終わってしまう場合が多いようです。

その分、安いんですけどね・・・。

顎顔面矯正だと子供の呼吸が楽になって、オネショが減ったり、元気になったり、アトピーが減ったり・・・。

もっともっといっぱいあるんですけど、あまりに良くなりすぎて、ウソみたいなので、信じてもらえない。

「歯並びは遺伝なんでしょ?」という人がほとんどなのは、そういう風に見えるから。

受け口じゃない不正咬合は遺伝ではありません。

受け口は下顎の大きさが絡むから、遺伝の傾向もあるけど、上顎の大きさに関しては改善可能。

早く着手すれば受け口もコントロールできると思います。

そんな感じの内容をまだまだ書いていきますので、ヒマな方は御覧ください。

         

ひとこと:タバコとインプラント。私の「治療」に対する考え方。

 

前回、タバコについて、ちょっとキツく言い過ぎたような気がしています。

まあ、喫煙者の方がこれを読むことはないでしょうけど・・・。

30年前ならわからないけど、今、歯周病専門医でタバコをOKという人はいないだろうし、

インプラントの専門医も同じでしょう。

でも、うちの娘に言わせると、東京医科歯科大学のインプラント科の外来に喫煙者も来るんだそうな。

当然「タバコは止める」方向に話をするのだそうですが、喫煙者には事前に

「タバコを吸う限り、インプラントは成功しません。必ず取れます。それでもお金はもらいます。返金は絶対にしません。」

と説明するらしい。

そして実際に埋めるそうですけど、着かなくてもホントにお金はしっかり貰うらしい(笑)。

ある意味でそこまでお金を使いたい人に「ダメです」とは言いません。

和◯あき子が3回目のインプラントの時に禁煙したと言いましたけど、

お金よりも歯よりもタバコが大切な人はいるのでしょう。

近頃は内科医ですら、心臓の悪い人に禁煙を勧めない風潮になっているようです。

そんなウルサい医者は受けないし、わかっていることだから「余計なお世話」なんでしょう。

 そういう私も、実は数年前に禁煙したばかりです。

私がタバコを吸っていたことを知っている友達に会うと、お付き合いで吸うこともありました。

なぜか「気持ち」が昔の感覚を欲するわけです。

勧められたモノを無碍に断るのも「どうかな?」と思うからね・・。

家に置いてあっても、月に1本ぐらいしか吸いません。一箱20本あれば2年ぐらい保ちます(笑)。

でも数年前の正月に「今年の1本目」を吸ったら、なぜか気持ち悪くなりました。

タバコが古かったのかもしれませんけど・・・。それ以来、完全禁煙です。

もう、「吸いたい!」と思うこともありません。

  うちの父親は若い頃は吸っていたけど心臓病で入院してからはやめていました。

それが、なぜか50歳から再び吸い始めました。

私が海外旅行のお土産に買ってきたダンヒルのタバコが美味しかったんだそうです(笑)。

1日に数本でしたが、吸っていました。結局、71歳で胃がんのオペ死。

母親の死因は、なぜか肺がん。自分は吸わないのに・・・。

受動喫煙が原因なのでしょうか?

 もうすぐ私も64歳。同級生たちも来年には完全に定年です。

見事に「高齢者」。親しい友人も多く死に、今もがんのステージ4で苦しんでいる友達も二人います。

タバコを吸うからそうなったとは言いませんが、吸わなかったらガンにならなかったかもしれない。

もしも、そういう友達がうちの歯医者にやってきて「治療してくれ」と言われたら

「タバコを吸う人間は見ない」とは言えません。

 私が「タバコを吸う人間を診たくない」理由は、意外にもまだ「理想」を追っているから。

もしも、私が必要と思う治療を全てやって、治療終了時点できちんとした噛み合わせを与え、

患者さんもタバコを吸わず、日々歯磨きをきちんとして、さらに3ヶ月に1回定期検診に来るならば、

死ぬまで、あるいは歯磨きが自分でできなくなるまで、しっかりと噛むことができると、信じているからです。

インプラントをプラスすれば、実際に可能だと思っています。

だから、インプラントがしっかり使えない環境はイヤなのです。骨粗鬆症の薬もキライ。

糖尿病も歯周病のコントロールでなんとかなるから、他の病気は仕方ないけど、

自分に決定権のある「タバコを吸う患者は診たくない」。

 実際にタバコの煙は嫌いだし、自分の健康なんか、どうでもいいと思う人には他の歯医者に行って欲しい。

歯磨きもしない人間を診る気は有りません。マザー・テレサじゃないからね。

少なくとも、きちんと歯磨きをして来院し、将来タバコを止めるつもりなら、

インプラントまではしないけど、入れ歯は作ります。

もっと望み高く、入れ歯でも見た目も良くて、しっかり咬みたいという希望があるのであれば

自費治療にはいくらでも良い方法もあります。

効くかどうかわからない高額な抗がん剤よりも、

シッカリ噛める入れ歯の方が良いと思うのは歯医者だけですかね??(笑)

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