歯周病

periodontitis

こんな症状
ありませんか?

歯ブラシをすると歯ぐきから出血する

歯肉が赤く腫れてきた

歯が浮いてきたような感じがする

口臭が気になる

様々な症状

様々な症状

様々な症状

様々な症状

様々な症状

それ、歯周病かも
しれません。

歯周病は、放っておくと
歯を失うことになる
だけではありません。

  • 心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす原因になります。
  • 早産・流産の原因になります。 
  • 認知症・糖尿病を引き起こします。



歯周病とは?


30歳以上の成人の約80%がかかっていると言われる歯周病。

30歳以上の成人の約80%がかかっていると言われる歯周病。

歯周病とは、歯周病菌に感染した歯肉に炎症が起き、やがては歯を支えている骨を溶かし、結果的に歯を失う原因となる病気です。

歯と歯肉の境目(歯肉溝)の清掃が行き届かないでいると、そこに多くの細菌が停滞し歯肉が炎症を起こして赤くなったり、腫れたりしますが痛みはほとんどの場合ありません。

歯周病を引き起こす
歯周病菌

歯周病を引き起こす歯周病菌

歯周病の原因が口腔内細菌である歯周病菌だと証明されたのは1964年。しかし、病気の原因がわかった今でも歯を失う理由のNo.1です。
どうしてそんなことになるのでしょう?

それはキレイな口腔衛生状態を作り出すことが難しいからです。発病の初期には痛みもなく、自覚症状もほとんど無く経過します。症状を自覚する頃には手遅れで抜歯となることが多いのです。

歯周病菌が様々な全身疾患の原因に!?

歯周病菌が様々な全身疾患の原因に!?

(引用 オーラルヘルスと全身の健康 /
P&G Professional Health)

1994年ころ、心筋梗塞で死亡した人の血栓中の細菌をPCR検査したところ、驚くべきことにその70%が歯周病菌でした。口腔内細菌である歯周病菌が、歯ぐきから血管中に入り全身を巡ることがはじめて証明されたのです。

現在では歯周病菌が、高齢者の肺炎やアルツハイマー、脳梗塞、糖尿病、心筋梗塞、女性の不妊や早産に関与することが報告されています。


歯周病は治せる?

歯周病の治療方法

treatment


昔は不治の病ともいわれた歯周病ですが、
今はきちんと治せる病気です。


プラークコントロール

なんと言ってもプラークコントロールが必須です。
今の日本で歯みがきをしていない人はいないでしょう。では、なぜ成人の90%もの人が歯周病に罹患していると言われているのでしょう。

それは「歯みがき」が不充分なのです。 歯ブラシに歯磨き粉をいっぱい付けてゴシゴシ磨くことを「歯みがき」と思っている人が多いのではないでしょうか?
「歯みがき」に「歯磨き粉」はいりません。あなたが思う「歯みがき」と我々が指導する「歯みがき」は意味が違うのです。




絶対必要定期検診! PMTC

歯周病の長い治療が終わった方へ残念なお知らせです。
今後、一生、3ヶ月に1回来院してください。

「もう治ったよ!」と思っている方、よーく思い出してください。あなたは歯周病の始まりを自覚できましたか?悪化するのを認識できましたか?自覚できなかったから「長い治療」が必要だったんですよね。と、いうことは今度発病してもわからないですよね。
定期検診こそが歯周病の治療の中で一番重要な治療なんです。
歯科衛生士があなたをサポートします。


FLOSS OR DIE ”デンタルフロスをするか、死か”

”デンタルフロスを
するか、死か”

過激な表現ですが、1997年アメリカの歯周病予防キャンペーンで使われたキャッチコピーです。Newsweek誌の表紙にもなりました。

ここにははっきりと、きちんと歯をケアしないと、心臓病や脳卒中、糖尿病やその他の全身疾患を引き起こして命を落とす危険があります、と書かれています。
そして、そうならないためには歯ブラシとデンタルフロスを使った歯磨きと、定期的に歯科にかかることが重要と明記されています。

タバコが歯周病に与える影響

タバコが歯周病に与える影響

タバコを吸う人は、歯周病にかかりやすく、また非常に早く悪化させます。
かとう歯科では、タバコを吸う方の治療は応急処置以外はしません。タバコを吸う人は、治療をしても効果が低く、治療後の治りも悪いです。

それでも通院を希望する人には、禁煙を約束してもらっていますので、よろしくお願いします。

院長よりメッセージ


院長

歯周病について
伝えたいこと

歯周病は伝染病であることをご存知でしょうか?
身近な人から伝染します。
多くの場合、母親から伝染します。

小児期に伝染はしますが、発病するかどうかは決まっていません。
発病はその個人の口腔内環境によって決まります。

鼻呼吸ができず、口呼吸ならば発病の可能性が高くなります。
子どもの頃に上顎を広げる話は歯周病にも大きな影響があります。

タバコを吸えばさらに発病する可能性は高くなり、歯磨きがアバウトならさらに高い確率になります。

「歯周病」という病気の原因がハッキリしたのは、最近の話で1964年です。世に言う「歯周病菌」が発見されました。

歯周病は、原因がハッキリしているので今ではコントロール可能な病気です。

①歯ブラシとデンタルフロス、歯間ブラシを使った毎日の正しいケア
②定期的な歯科受診

これを継続して、いつまでも健康にすごしていきたいものですね。

よくあるご質問

question

質問をクリックすると回答を表示します。

  • Q治療期間はどのくらいかかりますか?

    積極的な治療は1〜2年です。
    しかし、歯周病に終わりはありません、死ぬまで定期検診が必要です。
    口腔内のケアができなくなった時は崩壊して行きます。
  • Qどのような状態であれば受診するべきですか? 受診する目安はありますか?

    歯肉から出血したら、一度はチェックした方が良いかもしれません。
    あなたは口腔内以外の場所から出血して放置しますか? 口腔内も身体の一部です。
    白血病は歯肉出血から発見されることが多い病気です。
  • Q最近たばこをやめたところですが、診てもらえますか?

    かとう歯科に通院いただく方には、禁煙をお約束いただいています。
    今後一切タバコを吸わないのであれば、可能です。