先日の「ケガレチ」で思い出したこの本。根管治療をきちんとやり始めた時期って、いつよ。

 

先日の「ケガレチ」で

思い出したこの本。

 

根管治療をきちんと

やり始めた時期って、

いつ頃から？

 

 

片山恒夫先生は歯周病の大家。

関西では非常に有名な方。

 

まだまだ1985年ごろは

日本に歯周病を治療する人が

ほとんどいない時代。

 

歯周病じゃなくて

「歯槽膿漏」。

 

その方が訳してこれを

出したいと思った本。

 

 

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千葉市美浜区で

1990年から歯周病を中心に

 

歯を守ることの大切さを

伝道し続けています。

 

成人の抜かない矯正と

噛み合わせ治療と

 

子供の早期矯正をやっている

歯周病専門医です。

 

一般歯科、インプラントも。

 

なんで、全部やるの？

 

それは、全ての人に

「本当の健康」

を届けたい！

 

そのためにいろいろやってます。

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めんどくさい話ですけど

大事なところなんで・・・。

 

歯周病って、病名で言うと

「辺縁性歯周炎」。

歯の周りの炎症で、

歯の辺縁の病気。

 

 

 

実はもう一つ「歯周炎」が

ありまして、これが

「根尖性歯周炎」

歯の根の先端に炎症が

起きる病気。

 

近頃は「根管治療」という

単語で検索されるネタ。

 

 

どっちも「歯周炎」なんですけど

原因が全く違います。

 

 

 

歯周病の原因は

「歯の汚れ。プラーク」

 

病気が進むにつれて

骨まで溶けて、グラグラになる。

 

 

 

 

「根管治療」する方の原因は

歯の神経の管にいる細菌の毒素。

 

これが歯の尖端（先端）から

外に出て炎症が起きます。

 

根の尖端が膿めば、まるで

「足の裏にオデキができた！」

ような状態になるので、

 

歯を上から押すだけで痛く、

噛むことができなくなります。

 

このレベルの痛みだと

救急車を呼ぶ人もいるらしい・・・。（笑）

 

 

 

 

私が歯周病教室にいて

研究していた時代は

 

歯周病菌が血管の中に入り込むか？

それが全身の疾患にどう影響するか？

 

わかりませんでした。

 

実は細菌の存在を科学的に

証明するって、とっても難しい。

 

それが、1995年ごろにコロナで

有名になったPCR検査が登場し、

 

今までとは全く違う方法で

血管内に細菌が存在することが

証明されました。

 

心筋梗塞が歯周病で起きる！！

 

 

「辺縁性歯周炎」が

全身に影響するなら

 

骨の中で病気を起こす

「根尖性歯周炎」の毒素が

全身に回るのは当然。

 

治療法は抜歯が多いけど、

 

その歯を抜いてしまっても、

病気を起こしていた骨は

正常とは程遠い「病変」でしょう。

 

 

レントゲンやCTの見た目だけで

判断した場所が「正常」なのか？？

 

わからないよね。

 

 

 

インプラントを埋めて

上手くいかない時の

言い訳が増えましたね。（笑）

 

 

 

 

 

 

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